自己紹介
皆様初めまして。
都内の大手塾に勤務し、特に個別指導の分野において、これまで数多くのご家庭の逆転合格に貢献させていただきました。
現在は、所属先との契約の関係でプロフィールも公開しておりませんが、これまで膨大な数の答案・入試問題を分析してきた経験を基に、近年の入試傾向を分析し、実際に出題された難関校・人気校の入試問題(国語・算数・理科・社会)から、経験しておくべき価値のある重要問題(良問)のみ紹介していきます。
また、近年の中学入試における頻出知識を整理したうえで紹介していきますので、成績upのために活用いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
近年の入試で実際にあった事例
早速ですが、近年の入試で実際にあった事例をご紹介します。
関西のある難関校の試験では、合格最低点が286点でしたが、同点の受験生が30名いました。
一方、合格最低点に1点足りない285点には31名もの受験生がいました。
この事例からも分かりますが、入試本番での「1点」は非常に大きいです。
知識問題の重要性
言い換えると、他の受験生の多くが間違える「知識問題」で得点できれば、確実に差をつけることができます。
例えば、国語で得点するために読解力は言うまでもなく重要です。
しかし、国語の得点が安定しない生徒の共通の特徴として、「知識問題を落としている」ことが挙げられます。
例として以下の問題があります。
【国語:参考問題⑴】
以下の語句の意味に最も近いものを①~④から選びなさい。
流儀(りゅうぎ)
① 風流なやりかた
② 独特なやりかた
③ はやりの方法
④ かんたんな方法
(吉祥女子)
【正解】②
【国語:参考問題⑵】
反対または対の意味を持つ語を答えなさい。
⑴予算 (洛南)
⑵反抗 (浅野)
⑶問 (甲陽学院)
【正解】
⑴決算 ⑵服従 ⑶答
上記のような「知識問題」の場合、暗記さえしていれば一瞬で得点できます。
【算数の必須知識の例】
また、苦手な受験生が非常に多い算数においても、必ず暗記しておくべき必須知識があります。
例えば、中学入試で素数は頻出です。
素数とは?
⇒「1」と「その数自身」でしか割りきれない数のことです。
以下の素数については、暗記必須です!
2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47・・・
最後に
このように、中学入試には必須知識が存在します!
「偏差値が伸びない」「才能が足りない・・・」と言いたくなる気持ちは本当にわかりますが、入試に頻出の知識が身についているかお子様にチェックしてみてください。
今回は紹介できませんでしたが、理科・社会にも当然押さえておくべき必須知識があります。
今後、皆様に定期的に紹介してまいります。
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