見出し画像

浦和明の星女子中学(1月14日入試・理科)

2025年1月14日に実施された、浦和明の星女子中学の入試問題(理科)から、受験生間で差がついたと思われる問題や、これから続く2025年入試を受験するうえで是非得点してほしい問題を紹介します。

なお、紙面の都合上、問題文は一部簡略化しておりますのでご了承ください。また、選択肢の問題については、一部の選択肢を抜粋して紹介している問題があります。

(問題1)鉄とアルミニウムについて、正しいものはどれですか。もっとも適当なものを選び、ア~力で答えなさい。
ア.アルミニウムと鉄を入れた試験管に炭酸水を加えると、アルミニウムは泡を出しながらとけるが、鉄はとけない。
イ.アルミニウムと鉄を入れた試験管に炭酸水を加えると、鉄は泡を出しながらとけるが、アルミニウムはとけない。
ウ.鉄もアルミニウムも磁石につく。
エ.鉄は磁石につくが、アルミニウムは磁石につかない。
オ.鉄は電気をよく通すが、アルミニウムは電気を通さない。
力.アルミニウムは電気をよく通すが、鉄は電気を通さない。

【解答・解説】
  エ
・鉄やアルミニウムは、炭酸水では泡を出してとけません
・鉄は磁石につきます。
・アルミニウムは磁石につきません。
・鉄とアルミニウムは、どちらも電気を良く通します。
・電気を良く通す物質として、銀、銅、金、アルミニウム、鉄があります。

(問題2)渡り鳥に関する各問いに答えなさい。
鳥の名前と日本に飛んでくる季節の組合せとして、正しいものはどれですか。適当なものを2つ選び、ア~力で答えなさい。
ア.カッコウ    春~夏
イ.ムクドリ    春~夏
ウ.タンチョウ   春~夏
エ.ハシブトガラス 秋~冬
オ.カワラバト   秋~冬
力.コハクチョウ  秋~冬

(解答・解説)
 ア・カ
以下の知識は押さえておいてください。
・夏鳥:春~夏に南の国からやってくる。
 ツバメ・カッコウ・ホトトギス・オオルリ

・冬鳥:秋~冬に北の国からやってくる。
 ハクチョウ・ガン・カモ・ツル

(問題3)次の文は、日本で夏を過ごす渡り鳥について説明したものです。①、②に当てはまる方角を答えなさい。

日本で夏を過ごす多くの渡り烏は、主に春~夏にかけて( ① )から飛んできて日本で夏を過ごしたのち、秋~冬にかけて( ② )に飛んでいくことをくり返す。

(解答・解説)
 ①南 ②南
夏鳥は、春から夏にかけて日本にからやってきます。秋になると餌となる昆虫がいなくなるのでの国へ移動して越冬します。

(問題4)渡り鳥が季節によって住む場所を変える理由は何ですか。もっとも適当なものを選び、ア~力で答えなさい。
ア.きびしい暑さから逃れるため
イ.きびしい寒さから逃れるため
ウ.おそってくる敵から身を守るため
エ.別の種類のメスとつがいになるため
オ.生活している場所のえさが少なくなるため
力.生活している場所に他の渡り鳥がやってくるため

(解答・解説)
   オ
渡り鳥が季節によって渡る理由は、一般的にはえさを確保するためであると考えられています。