見出し画像

中学受験頻出! ことわざ・慣用句⑵

本日も、「ことわざ・慣用句」の問題です。
こちらに関しても、例年多くの学校で出題されています。

中学入試の国語では、読解問題とは別の独立した大問として、語句に関する知識問題が出題されることがあります。
その中でも特に出題頻度が高いのが、「ことわざ」「慣用句」です。
そして、対策しているかどうかで大きく差がつきます!

今回紹介する問題に関しましても、難関校で実際に出題された問題であり、再び出題される可能性が高い問題をピックアップしていますので、間違えた問題や知らなかった問題については、これを機に必ずマスターしてください!

【問題】

次の( )に漢字一字を入れてことわざ・慣用句を完成させなさい。
(1)彼女は大勢の中の( )一点だった(灘)
(2)あの人は万事に( )を回しすぎる(慶應普通部)
(3)大金を( )にする(慶應湘南藤沢)
(4)原稿に( )を入れて読みやすくする(麻布)
(5)( )をそばだてて聞く(甲陽学院)
(6)この結果は( )から出たさびだ(慶應中等部)
(7)名画をたくさん見て( )が肥える(慶應湘南藤沢)
(8)寒さが( )にしみる(東邦大東邦)
(9)大変に( )のこんだ細工(灘)
(10)よいマナーを( )につける(甲陽学院)
(11)悪い友人とは早く( )を切るべきだ(洛南)
(12)( )を丸くしておどろく(洛南)
(13)落ち度のないように周りに( )をくばる(慶應普通部)
(14)目的地は目と( )の先だ(愛光)
(15)( )の歩みのようにおそい研究(慶應湘南藤沢)
(16)虫の音に( )をすます(東海)
(17)( )にあまるわがままな態度(慶應湘南藤沢)
(18)( )に衣着せぬ発言(江戸川学園取手)        
(19)母は弟のいたずらに( )を焼いている(洛南)
(20)人前で( )恥をかく(灘)


【正解】
(1)彼女は大勢の中の(紅)一点だった
※紅一点:多くの男性の中にただ一人いる女性    
(2)あの人は万事に(気)を回しすぎる    
(3)大金を(手)にする    
(4)原稿に(手)を入れて読みやすくする   
(5)(耳)をそばだてて聞く 
※耳をそばだてる:よく聞こうとして注意を向けること   
(6)この結果は(身)から出たさびだ 
(7)名画をたくさん見て(目)が肥える
(8)寒さが(身)にしみる     
(9)大変に(手)のこんだ細工     
(10)よいマナーを(身)につける    
(11)悪い友人とは早く(手)を切るべきだ
(12)(目)を丸くしておどろく 
(13)落ち度のないように周りに(気)をくばる
(14)目的地は目と(鼻)の先だ 
※目と鼻の先:2つのものの距離が非常に近いこと
(15)(牛)の歩みのようにおそい研究 
※牛の歩み:進み方が遅いことのたとえ。    
(16)虫の音に(耳)をすます        
(17)(目)にあまるわがままな態度
(18)(歯)に衣着せぬ発言 
※歯に衣着せぬ:つつみ隠すことなく、思ったままを率直に言うこと
(19)母は弟のいたずらに(手)を焼いている
(20)人前で(赤)恥をかく