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定番商品:一番頑張らなければいけないビール O.D.A
日本のクラフトビール解禁(酒税法改正)は1995年です
正確には1994年に酒税法が変わることが発表され小さな規模でもビールが作れることが決まりました
そして95年から法律が適応され、95年にいわゆるに地ビールが誕生したのです
とはいえいきなり「ビールつくってもいいですよ~」って言われても日本では個人のビール(お酒全般)づくりは犯罪です
つまりビールをつくったことが有るのはビールメーカーに勤めてる人かそのOBということになります
![](https://assets.st-note.com/img/1706664190529-jaPK338nqK.jpg)
当然ですが飲む側にもビールに詳しい人などほとんどいないです
そんな状況で新しいビール文化が根付くでしょうか?
そこに立ち上がった方が日本地ビール協会の会長であった小田さんでした
アメリカのブルワーズアソシエーションの活動に目をつけた小田さんは当時の会長だったチャーリーパパジアン氏の自宅を電撃訪問
そのノウハウを学び日本に地ビール協会を立ち上げたのでした
ピルスナーしかなかったと言っても過言ではない日本の消費者に向けてまずは「ビールの基礎知識を学ぶべきだ」としてビアテイスターセミナの開催を通じてビアスタイルという概念の啓蒙
「つくられたビールは正しく評価されるべきだ」ということでビールの官能評価に必要なトレーニングや審査員資格の確立
「高い評価をされたビールを飲む場所が必要だ」として各種ビアフェス®(ビアフェスはクラフトビアアソシエーションの登録商標)の開催
「ビールと料理の楽しみ方を広める」ことを目指し、ビアコーディネーターセミナーの開催と実際にそのマリアージュを楽しめるイベントを開催
など、今は開催されていないセミナーも含めて地ビール協会の活動がなければ今の日本のクラフトビールブームは何年遅れていただろうと思います
![](https://assets.st-note.com/img/1706666437691-4nNCzYOtJh.png?width=1200)
個人的にも恩のある故小田会長(クラフトビアアソシエーション永世会長)の事を生涯忘れないためにつくったのがOld Days Abby(温故知新な修道院タイプビール)です
いつの日かこのビールで世界金賞を取るのが恩返しになると信じてつくるたびに身が引き締まる想いでおります
そんなO.D.Aのレシピはこちら
研究費(ビール代)として有効に使わせていただきます^^