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手のかかる部下との仕事は、リーダーを磨く最高の機会である
ちょっと考えてほしい、自分が理想とする優秀な部下達に囲まれてチームを率いて仕事をする場合、あなたは、本当にリーダーとして成長できるでしょうか?
こちらの指示をそつなくこなし、こちらの想定以上のアウトプットを出してくる逸材との仕事は、リーダーなら誰でも憧れますよね☺️
では、あなたをリーダーとして成長させてくれた部下やメンバーは、どんな人でしたか?
私は、若い頃に部下の仕事の至らなさを感じた時に
「自分だったらこうするのに」
「こんな簡単なこと、なぜできないんだ!」
と常に考えていました。
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いま思うと自分もたいして仕事ができないのに傲慢な態度と考え方です💦
部下には、私には無い、強みや特性があるのに、部下の欠点ばかり見て憂いていました。
当然、そんな私は、うまくチームをまとめることはできませんでした。
このように未熟なリーダーの私でしたが、部下にも問題はありました。
・期限を守らないことでトラブルが発生
・重大案件の報告がないことによる損失
・タスクのヌケ、モレでプロジェクトの停滞など
そんなときに考えたことがありました。
それは、どうしたら部下は、できるようになるのか?
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まず、できない理由を考えました。
1. スキルがないからできない
2. 忘れてしまってできない(これ結構あります)
3. 忙しくてできない
4. やる意味を感じられないからできない
5. やる気がないからやらない
6. その他
部下一人ひとり、状況が違ってました。
1. やる気があるけどスキルがない場合は、スキルを教えました。
2. 忘れてしまう場合は、週間ミーティングで業務の進捗確認を細かくしました。
3. 忙しくてできない場合は、業務の調整&応援をしました。
4. やる意味を感じていない人には、目的とその背景を説明する。
5. やる気がないからやらない場合は、恫喝するなど、いやそれは、むかしむかしの話です💦その場合は、周りの人に先にやってもらい、みんなやっている状況をつくって、やらざるを得ない雰囲気にしてしまうなど
これらの話は、優秀な部下では必要ありません!
こう考えてみると
私をリーダーとして育ててくれたのは、手のかかる部下との仕事です。
いま、手のかかる部下の面倒をみるのは、しんどいなぁ~と思っている方
イライラやストレスを感じているリーダーの方
手のかかる部下との仕事は、リーダーとして自分を磨く最高の機会と捉え直すことを一考くださいませ。
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