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部下とうまくいかない時は、自分や事柄に対して、なぜなぜとリフレクションすること、そして対策をコツコツ実践すること

あなたに質問をします

あなたは、リーダーとして成長してますか?
あなたは、リーダーとして自信を持ってますか?
あなたは、リーダーとして次のリーダーを育てていますか?

これらの質問に良い回答ができる人は、リーダーとして実務経験をつみ自他共に認められる存在でしょう

もしこの質問に対して、リーダー経験は長いんですが、まだまだですという答えであれば、リーダーとして成長できる機会を見過ごしてきたといえます。

それは、うまくいかない理由を部下のせいにしたり、上司や会社のせいにして、自分自身のリーダーとしての在り方について掘り下げていなかったからだと思います。

組織のリーダーをやっていれば、上手くいく事より、上手くいかない事に遭遇します

うまくいかないことが起きた時にリーダーとして、メンバーの協力を得てチームの力で乗り越えられないことが多い場合は、申し訳ないが、はっきり言ってリーダーとしての力不足だからです。

リーダーとして力不足の原因は 、他責で考え対処してるからです。

リーダーとしての成長は、 実は難しい状況やうまくいかないことに対して 乗り越えていくことで成長をしていきます。
本人が望まない、理不尽な状況、、まさに逆境での修羅場体験が成長を促します。
しかし他責の状態では、意識や思考は、上司が悪い、部下に能力がない、そもそも会社がおかしいと他人や事柄に向かってしまい、せっかくリーダーとして成長する機会を逸してしまいます。

ではどうすればリーダーとして成長できるのか?


それはリーダーとしてうまくいかない時や失敗した時にリフレクションをすることです。
・どうして失敗したんだろう?
・どうしてうまくいかないんだろう?
と 自分自身に対して考え続けることです

考え続けることでリーダーとしての課題が明確になります。

例えば
・部下の日常業務を見極めずに無理な仕事を任せてしまった
・メンバーの理解を得ず強引に進めてしまった
・仕組みに不備がありながら精神論を押し付けていた
・効果のないことを思い込みで進めてしまった
・ 部下からの諫言を聞き入れなかった
・そもそも部下の育成を怠っていた
 など

いかがでしょうか?
これらの中に思い当たるようなことはありますか?

リーダーとして成長するためには、うまくいかないことについて自分自身に、なぜなぜと考えることは大事ですが、部下に対しては逆効果なので絶対にしないでください

部下になぜなぜと質問をすると、尋問となり、責任を追及されたと 思い、防衛的になって心を閉ざしてしまいます 。

リフレクションを進めると自己課題が明確になります。
例えば
・部下の業務負荷状況を観察したり、本人に聞いたりするしてから業務を割り当てる
・業務を進める時に目的や効果などメンバーとじっくり話し合う
・仕組みの不備についてメンバーで話し合い、改善する
・部下から何でも言えるような雰囲気を意図的につくる
・思い込みで業務を進めないように信頼できる人の意見を聞いてみる
・部下の育成にもっと力を入れる
など

あとは、この課題に具体的な対策を立てて実際に取り組み続けるかどうかです。
この対策は今までの習慣とは違うのでかなり勇気が必要だったり、ある意味プライドも捨てないとできないことかもしれません。
今まで上司として強権的に指示命令でやってきた人が部下の同意を得たり、話を聞いたりすることがなかなかできないからです。

でもやらなければ何も変わりません.・・

上司としてのあなたの成長はそこで止まります。

最後にアメリカの哲学者、心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉を贈ります。
・心が変われば行動が変わる
・行動が変われば習慣が変わる
・ 習慣が変われば人格が変わる
・人格が変われば運命が変わる


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