スペクトラムと小学校入学までの激流。目指すは愉快に生きる事。
幼稚園の年長になって間もなく、
やはり始まりました。
小学校への就学準備。
ダムがサイレンと共に放流されるがごとく、
突然、我が家に激流が流れ込み、
抵抗の余地なく、
どどーっと来年の入学に向けて
もがきながら押し流され続ける1年のスタートです。
大多数のキッズや家族にとっては、
ランドセル予約とか、ワクワクなこの時期。
我が家では、就学に向けての書類作成やら、
手続きやら面談やらに追われています。
我が息子もスペクトラムの診断は付いているものの
同級生の他のキッズと同様に、
ただ小学校に入るだけのことなのですが、
「そのハードルはえらく高く、うちの子はマイノリティ」
という認識を一層意識させられてしまう時期でもあります。
普通級に入るのか。
支援級にするのか。
そんな選択も親に委ねられます。
小学校は社会の縮図。
社会が小学校の縮図?
わかりませんが、
子どもが快適に学校に通えるように、
関係各所&関係者全員で
入学までに注がれるエネルギーはそこそこな
ものがあります。(ありがたい事です)
それにしても、
そうまでしないと小学校に通えないのか?
そんなに小学校とは、厳しい世界なのか?
小学校とは何を目指す場所なのか?
小学校は社会へ出ていくための準備をする所でないの?
私の立ち位置からでは、そこが見えません。
私は、息子にはとって小学校は、
「みんなで生きていく安心感」
を学ぶ場所であって欲しい。
そして、ずっと先には
毎日、愉快に生きられる大人になってほしい。
我が家なりの目標に向かって、
彼を信じ、私自身の直感を信じて、
正解を求めず、快適を探して
ダムの激流に流される1年です。
ボートとかあったらいいのになぁ。
それが無理なら、せめて浮き輪とか。
ぶっちゃけ、
激流じゃなくて、せせらぎ。
ぐらいのスタンスでいたいです。
とほほ〜。