\「わかる〜!」と言う人は「わかってない」/#82
誰かから相談されて、悩み事とか辛い話を聞いた時
「わかる〜」って私たち時々言いますよね。
わかるって言うことが必ずしもいけないってわけじゃないんです。
でも、あまり言い過ぎる人は「わかってない」っていうことが多いんですね。
①わかってない!
「この前ね、こんなことがあってものすごく辛くって。」
「わかるわかる。あるよね、そういうこと。」
ココです。
なんでもかんでもわかるわかるって言われてしまうと、
「本当に全部わかってる?私の話聞いてる?」
イラッとしてしまうことってありますよね。
あとは、業界が全く違う人に違う業界の話をしていた時に「わかる〜」って言われた時。
「いや、わかんないと思います。」
そういうことも私自身、経験としてはあるんですね。
そんな場合は確かに違う業界だったとしても、
「似たような例があるよ、それと近いってことかな」
自分の業界や体験になぞらえて、こういうことで合ってる?って確認できればオッケーなんです。
②相手の話を聞く
「それじゃあ『わかる』っていう相槌以外に、どうやって返せばいいんですか。」
っていう質問をいただきます。
ここでやっぱり言いたいのが、まず話を聞くことですね。
例えば、
「辛いことがあってね」
「辛いことって何?聞かせて。」
っていう形で、まず耳を傾けてみてください。
その話を聞いた時に、
「こんな風に言われたことが、ずっと心に引っかかっててね。」
みたいなお話があったとしましょう。
そこで「わかる」って言わずに、そのまま相手の話をちゃんと聞いてあげることです。
もし「わかる〜私も。」って言って、自分の話を始めちゃうと、会話泥棒になってしまいます。
あんまりこっちから返してしまうと、相手からしたら、
「私の話を聞いてほしいのに全然わかってくれない」
「私が相談してたはずなのに、向こうの話ばっかりされた。」
って 思ってしまうんですよね。
ホントに難しいんです。
③相手に確認する
聞くコツとして、相手に
「今日は話を聞けばいいのかな。」
「アドバイスが必要かな。」
こんな風に、その時聞くスタンスを二人で決めるといいんですよね。
コレ、私たちは会話の中でほとんどしていません。
「せっかくアドバイスしてあげたのに、全然私のアドバイス聞いてないじゃん。」
「いや、話をとにかく聞いてもらいたかったのに、やたらと自分の意見言ってくるんだ。」
お互いの思いが行き違うっていうことって、会話の中でよくあります。
これは気を付けたいですよね。
④3つのポイント
・「わかる」を連発してしまうと、相手はわかってないくせに何言ってるの。って思っちゃうから気を付ける
・相手が何か話を聞いてほしい時は、 とにかく相手の話をまず受け止めて聞く
・(その前に)今回は話を聞いてほしいだけなのか、それともアドバイスが必要なのかを確認しておく
コレでお互いの意思疎通に行き違いが起こらずにうまくいきます。
この3つ、気を付けて試してみてください。
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