エニアグラムタイプ4(4w5/△459)の私の自己分析記録
私は性格診断が好き。
というか、性格診断に限らず分析が好き。
そして、私自身を知りたいという欲がある。
なので今までも色々診断系を受けたり調べたりしている。たとえば、こんな感じで。
以上、一目で診断大好きとわかるそれ。
ちなみにイメージコントロールことイメコンも4種類受けている。(外見がどう見られるかは大事なので優先的に人に診断してもらった。noteにも以前書いてます)
理論を信じない人や知らない人には、ただのめんどくさいやつにしか見えないと思います。
でも私にとって、理論も自分を知ることも大事なこと。
診断系が好きというと占いとかも好きそうに見られるけれど、占いは当たってると思えば多少信じるものの、基本的に好きなのは『運命的な占い』ではなくて『説明のできる分析』。
(MBTIはよく勘違いされてるけど、心理機能までちゃんと私は見て、その上で判断してるにわかじゃないやつです)
感情的に楽しいこともファンタジーなものも好きだけれど、感情だけでソースのない話は現実的な分析としては精度が低めになってしまう。
物事は比較の中でしか測れないので、自己分析ができるという意味で占いは好きだけど、ソースが曖昧ゆえ盲信することもまたない、という感じのスタンスです。
なので神様に関してもいたら面白いけど、私は見たことがないので完全には信じてないよって感じ。でもいたら面白いし世界観は好きなので否定もまたしませんみたいな。
そんな私はエニアの自認に関しては、最近まで揺れてました。前の診断結果がこんな感じだったので。(ちなこれは性格分析用垢だったもの)
ただなんか、どうも納得がいかなく…。
まぁそういう面もある程度はあったとして…エニアのT6はその名も『忠実な人』なわけで……。そんなにいつでもみんなに合わせよう!みたいないい子ちゃんではない……感情優先で頑固なとこあるから!!!!(フラグ)
私は反抗できるところはしちゃうし自我が強いので、エニアグラムはへー、まぁそういうところもあるか〜ぐらいで。
よくエニアで検索すると出てくるところは6だったので、最近まで全然気にしてませんでした(MBTIのINFPの方が当てはまってたし)……が。
最近やった結果で一変しました。
MBTI界隈で情報収集してた時に見つけたサイトです。とても設問数が多く(20×9タイプ分設問がある)、その分精度も高いだろうと言えるサイトです。ここ。多分、普通に検索しても出てこない。
(9/2追記:この設問の内容はリチャード氏の本からとってきてるようです。たまたま読んでいて気づいたのですが、同作者の『性格タイプの分析:エニアグラムの実践ガイド』の中の設問と同じでした。ただ本だと当てはまるかどうかだけで、どのくらいそう思うか?は見てませんでした)
そしてそこの結果がこちら。
ここに辿り着いた人なら見方がわかると思うのですが。エニアグラムのメインのタイプは、まず単純に数字の多いもので見ます。
この場合、4となります。
(あとウィングは4の隣の数字が大きい方を取るので、3<5の私の場合4w5。トライタイプは感情中枢2/3/4、思考中枢5/6/7、本能中枢8/9/1の3グループから大きい順でとるので△459になる)
もちろん、ネット診断は自分のフィルターかかるので偏りが出やすいですが……私は自己否定的なので肯定的に自分を見すぎることがそんなにないし、自己分析に関してはそこそこ客観性に自信があり。というか、そこしか自信がない。
なにより設問数と、設問内容に別タイプから見ると正反対に思えるような設問があり、ある程度の信用性がありそうだったので結果を調べました。(※このサイトでは性格を見られない)
結果を見た私はトライタイプから確認しました。
エニアもある程度知識があったので。
その結果。
合ってるな〜〜〜〜(白目)
まぁ知的かはわかりませんが。でも考える個体だからこんなに調べている。
トライタイプはサイト内で自意識過剰とか言われててウケるのですが(ウケるな)、こんなに自己分析するやつは自意識過剰です。間違いない。
だって陽キャにMBTIの話した時とか「気にしたことない、てかそんな事する意味わからないし疑わしくない?」って言われたことあって、あーこいつは困ったことねぇから考えてもねぇんだわ、しかも些細な相手の反応なんて気づかないタイプで、それでも自然体でうまくきちゃったやつだ、うわぁそこ分かり合えn
性格なんて気にしないよ!な真の陽キャのような方が、自意識という意味で私の対局にいます。こちらは過剰な自意識も、過剰な閃き(冴え渡る勘、時に人から見ると余計な予想)もあります。はい。
あと結構人見知りで近づいてきてくれる人はウェルカムしちゃうんですが(許容範囲も広いと思う、ある程度は我慢もできるし人間は面白いし。陽キャも分かり合えるかは別として人間としては面白いからいいと思う)、自分の時間がかなり必要なワガママ人間です。
ゆえに去る人は追わないし(合わないということだから)、合わないと自覚すれば自主的に消えます。それが1人だけ合わないグループとかなら、グループから抜けます。
どれだけ他と仲が良くても、抜けるという選択肢をいつでも持っています。(ここにいても上手くいかないという、自分の中のほぼ確定的な予測があると、それが覆ることはまぁないので諦める。この確定予測は私の中で確信に近く、けれど人に説明しても理解されないことも多い)
他のところの説明でも『もっとも内向的』とあったのも納得。ハイパー内向人間です。克服とか言う人にはわからない壁があるのです。(少なくとも社会人の私には克服できていません。隠すのが慣れて上手くなって辛さ100倍アンパンマン)
必要がなければ1人でいてもいい、だってそれが楽だから……必要だったら合わせるよう頑張るけれども。自己中だけど非協力的ではない、だから人当たりも悪くない……(から勘違いされるんだけどね!)そういう感じです。
まぁT4がでるのは、なるほど感はあって。
というのも、こっちの方がT6よりわかるなとは薄々思ってはいた……ここだと出たことあったので。
このサイトMBTIもできるんだけど、絵が可愛いしわりと精度高いし色々出してくれて好きです。(脱線)MBTIだと心理機能まで出してくれるので、普通のとこよりいい気がします。
ただ設問が若めな文体なので、年齢層によっては翻訳が必要な印象。とっつきやすいんだけどね。ここね、ここ。
まぁこの時はトライタイプが違うので、あってるとこもあるけど……くらいだったわけです。
トライタイプはあといくつかサイトがあるのですが、割とこの理論が最近できたものの上、正式な理論ではない(?)ので、あまりサイト数がなく。(しかも海外のサイトが多い)
もっと私を知りたい私は正式な本を読むことにします。界隈でリソ本と呼ばれている本です。
Q.リソ本とは?
A.エニアグラムの第一人者ドン・リチャード・リソさんの本だよ!
その本は心理学のレポートとかにも使えるものだよ!でもだいたいが絶版本で、専門的な学校や大きい図書館じゃないと読めないよ!前の本前提の話もあったりするから、ある程度の知識か前の本の話理解してないとだよ!(最近新しいのが出てそれは買える)
幸運なことに、私は昔のリソ本を見ることができました。『性格のタイプ : 自己発見のためのエニアグラム』というものです。その成り立ちや基礎理論、タイプごとの性格やウイングも載ってます。ちなみに一般の人も国立国会図書館行けば閲覧できるよ。(Amazonだと中古で9万くらいする貴重な本)
さてまぁその本の内容は、ここではある程度すっ飛ばしまして。
大事なT4の話だけをします!それが本題だからね!!!
まず読み出した私の感想は!
当たりすぎて笑いながら泣くかと思いました(絶望)
一応リソ氏がいうには個人差があるため全てが当たるとは限らないそうなんですけども……いやぁ、リソ本にはですね。親との関係性まで載ってるんですよね。占いかよ(違う)。
これが表すのは人格形成に親との関係性が深く関与するということなのでしょうけど。この過程である程度性格が決まってしまうというのは、結構恐ろしいことです。これはネットにはあまりない話でした。ネットにあるのは、性格がメインですから……ちゃんとした本ってこういうところ大事ですね。
まぁ端的にいってしまうと、T4は両親共にその関係性になんらかの問題があって、自分を理解されていないと思って育ったということがあるそう。(親への定位)
まぁ……合ってます。うちは両親は仲良いですし、表面上私も仲良いですけど、ね。ただ話してもムダだなぁと思うことが、それなりにあって育ったのは確かです。親が普通に育って欲しかったからの教育だったのも、親だって人間なのも、よくわかってはいて……親も他人だということも強く理解しています。
見えているものが違うので仕方ないことです。人として悪というわけでもないですから、世間的には問題はありません。(が、詳しく話したら人に泣かれたことがあります。ただこれは私目線の話なので……)
その他、T4の説明には要約(ニュアンス)すると
健全な状態
→内省的で自己探究に忙しい。直感力や優しさ、同情心がある。感受性が豊かなまま素直で、傷つきやすいがウィットにも振れる強さがある。
最高の状態
→想像的で個人と普遍的なものを比較して芸術にできる。自分の経験を全て価値あるものに変えられる。
通常の状態
→芸術的かつ夢想的な生き方で、美しいものを作って感情を盛り上げて継続できる。創造を通して現実性を強め、理想化したパートナーを待つ。
自己陶酔的で感覚過敏で恥ずかしがり、自意識過剰だが気まぐれでお高くとまりつつも部外者のよう。退廃的な夢みる人。人と違っていいと思っている。他者への妬みもあって自分勝手。
不完全な状態
→夢が叶わないと自己抑圧、自己嫌悪を招いて孤立し、感情が死ぬ。自己羞恥心と疲労から廃人になる。とにかくマイナス思考で過剰に自罰的で苦しみ、助けも跳ね除けて、自己破滅的になる。最悪自殺。(←⁉︎)
主要な動機づけ
→自分自身でありたがり、美しいものに自己表現したがり、理想的なパートナーを見つけたがり、感情第一主義。
※私が読み取った要約と解釈なので注意。
T4はもっとも自己を意識するタイプだそうで……(自覚あり)、とにかくよく『芸術』『創造』『自己陶酔』『霊感』『夢想』『感情』が出てくるワードです。霊感はインスピレーションのことではなかろうか……霊感というとスピってそうですが、閃きとかに近いと思います。翻訳版だからね。
つまり、夢見る感情豊かで激しいやべぇやつってことかな(雑)
まぁそれは不健全時なので、健全な時は相手を慮ることもできるし素直なので善良なんだけども。(裏表がないので)
またユングの内向型直感の話も出てきます。
心理機能でいうところのNiですね。
これが強いと閃きが強く未来予測(予知に近い)をするタイプになります。
私はMBTIがINFPと前述したのですが。
実はちょっと特殊です……心理機能的には。
INFPの心理機能は本来以下4つがメインです。
・Fi (内向感情:私はこう思う)
・Ne (外向直観:並行予測〜かもしれない)
・Si (内向感覚:経験則的)
・Te (外向思考:客観的正当性)
他にFe (外向感情:あなたはどう思う)、Ni (内向直観:閃き予感〜だと確信する)、Se (外向感覚:客観的事実)、Ti (内向思考:独自見解)があり、それぞれ対になっているわけです。この組み合わせでMBTIも決まります。
なんですが。私のグラフはこちら。
Ni(閃き)が高いんだよねぇ!!!!
これはいくつかのサイトでもやっているのですが、基本私はNiの方がNeより高く出ます。
おまけにFeも高いので場合によっては、INFJになってしまうんですね(INFJの心理機能がNi/Fe/Ti/Seのため)
ユングでいう内向直感はNiのことで(おさらい)
まぁ、散々説明にも『霊感』って書いてあったからね……言ったでしょう、これはインスピレーションのことではないかと。そういことです。
しかもめっちゃ自己中(意訳)言われてるのって、心理機能だとFiのことなんですよ。一番強いね!
だからこの結果はかなり納得なんですよね。
ただFiの強い人は、他者の自己も尊重するというのがありまして……(しかも私はFeも高いし)
なぜかっていうと、自他の境界が引かれてるって感じだからですね。私は私であなたとは違う、私が私でいいならあなたもあなたでいい。みんな違ってみんないいって思考。
で、完全なT4のとこに、それに類似することがかいてありました。「誰もがその人個人であることに価値がある」、だそうで。まんまFiです。
なおかつ、FはfeelingのFなんですけど。つまり感情のFなんですけど。T4は感情が豊かなんです。強いんですね。だからFiが一番最初にくるINFPが多い傾向にある……ということが言えます。
そして分裂のはなしもありました。
T4の場合、不健全に寄るとT2に寄ります。
そうすると本来なら自分が確立されてるから他者にたよらないのに、自信がないから他者に全肯定してほしくなっちゃう……と。つまりメンヘラ化です。(超要約)
ヤンデレではなく、メンヘラ。人を傷つけて肯定しろという化け物です。これにはなりたくないなぁ。
MBTI界隈でよく言われてたのですが、INFPは病むとメンヘラになるらしいです。まぁほどほどに聞くとしても、INFPとT4には結構心理機能的に共通点があるので納得できます。
統合方向の話もありました。
健全の時はT1に寄ります。
勇気と自信にあふれている感じ。行動的で、自己研鑽をして、地に足ついた感じになると。言い回しが結構難しくて理解しにくいところもあるんですが、自由で生き生きして活力に溢れてなんでもできちゃう!なんでも肯定しちゃう!創造性も高くてめっちゃいいの作れちゃう!みたいな感じですね。人生謳歌してる感じが溢れてました。
さてやっとウィングのはなし。
T4の場合、ウィングは3と5です。
でも私が5なので今回それしか書きませんが。
いやまとめるの大変なんですよ、T4のページで何ページあると思ってるの(50ページあります)
4w5(ボヘミアン)
この2つはお互いに特性を強めるそう。4w3だと反発するタイプだったので、いいんだが悪いんだかなのですが(4w5はいいとこもわるいとこも強くなる)
このタイプにはエドガー・アラン・ポーや三島由紀夫、ヘルマンヘッセがいるらしい。そうか、君はそういうやつなんだな。
以下、要約。
・全タイプでもっとも想像的(やったぜ)
・直感と洞察力ある(そういや誤認時も私はウィングに5いたなと思った)
・独創的で予言的(こうだからこうなるはずが理解されない時はあるかな)
・輝けるけど燃え尽きる危険もある(両極端…!)
・自己表現が個人的(そういや私は絵も小説もかくけど、他にはない感じだと言われる)
・自己陶酔だけじゃなく哲学的宗教的なのも好き(哲学すきだわ、哲学は自分に酔ってないとできないとは思う)
・個人主義で社会と離れやすい(わかる)
・慣習に囚われず閃きがすごい(確かに慣習はいつも疑ってる、だって理由がないまま続いてるのあるから)
・とにかく奇想天外な創造性をもつ(自分じゃわからないけど、人と違う話を書くのは自信ある)
・人前に出る時には変わった姿をする(わ……私PDロマファ的に派手な感じなのはするけど似合うから……)わざとくだけた服にもすることも。(それはない、と思ったけど、カジュアルな服装をするのは大抵あえてで、人がいる時だった)
・理解してくれない人に関心がない、表現に忙しいので(関心はあるけど離れちゃうからどうでも良くなっちゃ……あれ、これ関心ない?)
・生活が簡素(オタ活がなければたしかに……)
・健全じゃないと、退廃的になって勝手に自己不審になって壊れる(そうね)
・自己否定から生の否定になって、堂々めぐりの悩みから鬱と疲労で絶望して死(あーまー記憶にはありますが)
・とにかく自己嫌悪して鬱になりやすい(……そっすね!)
また、最後のまとめにありましたが、T4は傷ついた時の自分を真実の自分として見てしまうそう。わーーかーーるーーーーいや無理じゃない???肯定とか無理じゃないかなって時あるよ。
自分自身と自己感情を同等に扱いすぎってのもありました。感情にのまれるなよってことかな。否定してもいいところはあるよ、否定は悪だよっていってくれてます。リソさんめっちゃ優しいね……。
他者と関わって愛して自分を見つけようね、そしたら自尊心もついてくるよとのこと。(全部要約)
私も経験上、マイナス思考になった時は1人で悩みたくなるけど、ある程度人と関わらないと新しい風を取り入れて換気はできないんだなと思ってます。
まぁ……うん……ほどほどに頑張りたいね……。(しかしそれはそれとして、INFPのT4って現実社会向いてないんじゃないかな、4w3だとまだ違いそうなんだけどね…4w5は強めちゃうからね良くも悪くも……)