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糸と対話しながらの秋の織物教室

先日、織物教室にいってまいりました。

「今回は何を創ろうか?」から始まる、先生とのお話タイムも
とても楽しかったです。

ストールやランチョンマットだけではない、どこまでも広がる
日本の織りに魅了されて…

次なる未知作品も、「可能かな?」と相談したのですがOKとのことで、今から楽しみです。

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まずは、縦糸から選びます。

ざっくりイメージは固めていたものの、いざ糸部屋に入ると「これこれ!」「アレ?」と、手が勝手に選んでいくもの。

糸(もとは植物)も、自然だから生きている……

を感じられる瞬間です。

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そして、縦糸張りをしていきます。

この器具はnote初公開で、以前は夢中になりすぎてまったく撮れなかった一枚です。

大切な、とあるテーマを秘めた秋~冬色たちを、そっとこの器具に纏わせていきます。

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もう、堪らなく愛しい時間で……

大事な交錯部分は、解けないようしっかり結びます。

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何気に、ここに日本文化の伝統を感じられて、ふと萌える瞬間です。

“結ぶ”って、なんだかロマンスですよね。

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そして、お庭の景色を眺めながら……

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季節はすっかり「秋」で、ほんのり紅葉に包まれながら

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ごはんです笑

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今回のシェアは、いったんここまでですが早速、ふしぎなことがあり。

実は今回の織りテーマに宿していたことが、もう実現されてしまったのです!

とてもびっくりして、「まだ織り始めてもいないのに……」と早速の効果に笑ってしまいました。

「偶然」といえばそう捉えられるかもしれませんが、今まではなかったことなので

やっぱり、織りも生きていると。

だからこそ、その手前の「糸選び」もわたしたちの手が呼ばれるものを選ぶことが、大切なのだと。

そんなメッセージも受けとりながら、誰もが一人ひとり自分にしか織り成せない作品を産み出していけるのが、日本文化(織)の魅力で。

まだまだこれからも、そんな至福な瞬間を楽しみながら、広げていきたいと思います。


流香


(追伸1.当記事がnoteアートカテゴリ公式アカウントにてピックアップされました。2回目にて、工芸に関する公式マガジン様に感謝申し上げます)

(追伸2.当記事が、SmartNewsにてもご紹介いただけました。こちらも合わせて感謝申し上げます)


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