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大切な人とつながる・防災地図を作成

こんにちは。
情熱クラブ 埼玉エリアの楠田幸子と天目恵実と申します。

情熱メンバーは各地域で、月1回の意識会を開催しています。

意識会では、いろんな事を話あいます。

今回は、念願だった埼玉メンバーであり、車椅子ユーザーである高橋美香さんに初めてお会いすることが出来ました。

まずは、福祉ネイリストの資格を持つミキティこと河上美紀さんが、美香さんへネイルの施術をしました。

お身体の負担にならないよう、美香さんの隣で膝立ちし、なるべく短時間で仕上がるよう、そしてネイルはお湯につけるだけで簡単に落とせるよう配慮されながら進められました。

仕上がったネイルは赤ベース、クリスマス柄のネイルで、美香さんが指先を見る度にハッピーな気持ちになってもらえたら素敵だなと思いました。

美香さんは生まれつき筋委縮の症状があり、ご自身の力で立つことも、移乗することも出来ない為、生活全般において介助が必要とのことです。

例えば災害時に避難する場合、普段どおり介助者が付き添ってくれるかという保障はありません。

そんな時に、仲間である私たちが美香さんの手助けが出来たらいいね、という話しがあり、介助者の方に車椅子から横に置いた椅子に移乗のレクチャーをして頂きました。

美香さんは握力も弱く、ご自身の力でしっかり掴まることが困難な為、介助する側がきちんと美香さんの身体を抱きかかえなくてはいけません。


メンバーの三名が美香さんを抱きかかえ、持ち上げられるか、やらせて頂きましたが、皆無事に持ち上げることに成功しました。


コツもあり、なかなか最初は抱え上げられる人も少ないようで、美香さんと介助者の方にお褒めの言葉を頂きました。

今後も美香さんとお会いした際には学ばせて頂きたいです。そして、美香さんを通して得た知識や経験は、自分の身の回りで動けず、助けが必要とされる人が現れた場合にも、必ず役に立っていくと思っています。

(埼玉ポーズで集合写真)

そして、今回はもう1つ、メンバーで行った事があります。

地図を持ってきて、1人1人の名前を付箋に書き、どこに住んでいるのか、把握する作業を行いました。

震災や、浸水などの災害が起きた場合、
メンバーがどこに住んでいて、どのルートを歩くと安全なのか。

車椅子の美香さんと合流するためにはどこのルートがいいかなど話し合いました。

今後の課題は、どこのルートが浸水し、地盤がゆるいのかなど、地図にさらに書きこむことです。
どこを歩けるかなど把握し、明確にしていきたいと思います。


あなたの大切な人の住んでいる場所に、どのくらいの被害があるのかどうか、今一度確認してみるといいかもしれません。

家族みんなで話合い、地図を作っておくと安心です。

防災意識は「想像力を膨らませる」ことです


もし、電気がなければどのような生活になるのか?

東京直下が起きたら、自分の地域はどうなるのか?

瓦礫の山になったら、車は通れません。その場合はどこの道を歩けるのか?

荷物も多くは持てません。その場合、何を持っていくのか?など、私たちは想像を膨らまし、いろんな角度で想定していく必要があります。

このように準備する事によって、冷静に行動ができるようになります。

まずは家族で話あい、今度は友人や仲間、さらには地域でお話できると助かる人数に大きな差がでてくると思います。

週末に家族と集まって防災意識を高めるお話をしてみてはいかがでしょうか。

各地域によって地盤の硬さや、緩い場所など、NHK全国ハザードマップのHPに記載されています。ご参考にしてみてください。


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