東京①第2回立川防災館勉強会
11月に東京①エリアのメンバーで2回目の立川防災館勉強会を行いました。
※9月の第1回目の詳細はこちら↓
今回は消火訓練、救出救助体験、災害VR体験の3つを体験してきました!
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まずは消火訓練からです。
火災についての説明を真剣に聞くメンバー。
ガイドの方もメンバーからの質問に丁寧に答えて下さいました。
次は実際に消火器を使っての練習を行います。
消火する際はポイントがあり
①火事だ!と大きな声で周りに知らせる
②ピンを抜き、ホースをしっかりと握る
③姿勢を低くして火の根元を狙ってレバーを引き放射する
これらを意識していざ実践!
放射時間は14秒程。
ホースをしっかり対象物に向けていないと慌てている間に全部出切ってしまうので、冷静に対応することが大事です。
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続いては救出救助体験。
倒壊した家屋の下敷きになっている人を助けるにはどうすればいいかを考えていきます。
ここでのポイントは
① 全員で声を出すと助けの声が聞こえないので、埋まっている人とお互いの声をよく知っている身内や近隣の人などが1人で声をかける
②協力者は瓦礫の周りを囲んでどこから反応があるかを聞く
体験では実際に瓦礫の中から声が流れるのですが、なかなか場所の特定が難しいことがわかりました。
もし可能であれば、何か叩いてもらうととても分かりやすいです。
ホイッスルは怪我をしていたり体力がなくても大きな音が出せるので、ぜひ常時身につけておきたいアイテムです。
瓦礫の中に人を発見したら、救助中は懐中電灯をずっと本人に当ててあげるとそれが希望となり、とても安心するそうです。
119を呼ぶ際にもポイントがあり
①怪我人の情報(年齢、性別等)
②状況の説明(倒壊した家屋の下敷きになっている、姿は見える、声掛けに反応あり等)
③外傷の有無(頭部から出血あり、下半身が
瓦礫に挟まれている等)
いざというとき正確な情報を伝える為にも、このようなポイントを意識しておくことが大切になります。
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次は重たい物に挟まれた人の救出法です。
・リーダーが指示を出す
・指示に従い周りが動く
・一人は挟まれている人の横について様子を見る
役割を決めて、どうやって救助するかを考えていきます。
ここでの救助で気をつけなければいけないのは、四肢が重量物に圧迫されてから2時間以上経つとクラッシュ症候群の可能性があるということです。
長時間圧迫している物から一気に解放すると、腎不全やショックを起こし死に至る怖い症状です。
地震発生から2時間以上経っている場合は、物を退かさずに救急車の到着を待つことが先決になります。
挟まれてからすぐの救助であれば、赤丸の所に木材や本などで角を支え、真ん中からジャッキなどで倒れている物を持ち上げて救出します。
毛布と物干し竿など長い棒があれば、このようにタンカーを作ることができます。
知識があれば災害時にも素早く正しい対応ができ、一人でも多くの命を救うことに繋がると実感しました。
最後はVRで地震と水害をリアルに体感!
防災体験の後は、新聞紙でスリッパ作りをしました。
避難所でも足元の防寒や清潔を保つことができるので、覚えておくと便利です。
2回に渡り立川防災館で勉強をしてきましたが、その度に〝知ること〟がどれだけ大事かを実感しました。
知識があればパニックになりそうな状況下でも正しい判断と適切な対処ができ、自分も大切な人も守ることができます。
ぜひ一人ひとりが防災意識を持ち、減災につなげていきましょう!
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