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予約販売は信用販売

いつしかなくなったヌーボー祭り

おはようございます。
いよいよ来月は
ボジョレーヌーボーの解禁です。

世間的には
メディアが取り上げなくなって
ヌーボーの需要が
ほとんどない
みたいに思っている方も
多いかもしれません。

実際、
大型のスーパー以外では
ほとんど
キャンペーンを
している店を見かけなくなりました。

これは
ここ2〜3年のことです。

ヌーボーは美味しくない。

という意見が多く、
わざわざ
買わなくても
いつも飲んでるワインの方が
美味しいから。

と需要が極端に減り
売れなくなったので
店側も大々的に
取り組まなくなったのだと
分析しています。

しかし、
やはり
ヌーボーには
ヌーボーの良さもありますから
美味しいものは
本当に美味しいんです。

我が社では
3年前から
予約販売に
切り替え、
店頭では
予約ではけきれなかったもののみを
販売するようになりました。

県内でも
認定された
お店でしか
販売できない
ワインであるため、
どこでも手に入らない。
そして
ストーリーが
わかりやすいヌーボーは
ワイン通では
絶対に押さえておきたい商品なんです。

予約商戦が鍵を握る

最近では
なんでもかんでも
予約販売に切り替える
お店が増えてきました。

今年の正月では
福袋ですら
中身を公開して
予約で販売するお店がほとんどでした。

私たちの業界では
食品ロスを削減するために
予約を中心に
販売するお店が急増しています。

お弁当も
予約が入った分だけ
製造して
販売する。

おそらく、
今年は
この流れが
急速に広がり、
なんでもかんでも
予約販売に切り替わりそうですね。

特にこれから始まる
年末商戦。
いわゆる
クリスマス商戦と
年末年始商戦。

ケーキやオードブル
おせちや福袋
恵方巻きに
バレンタイン
これから
スーパーは大忙しです!

でも
これまでは
予約もとるけど
やっぱり
店売りがメインという
お店がほとんどでした。

そうすると
何人来るかわからないので
自分たちが売りたい数量を作ります。
足りないのはチャンスロスになるから
少し多めに作ります。

そして
予定より売れずに
売れ残り
廃棄処分となります。

食品ロスも減らないし
店の利益も上がらない。

こんな商売だったんです。

ここ数年の流れを見ていると
おそらく
今年は
先にどれだけ
予約を確保し、
どれだけ
効率的に
来店客数と
製造数量を
確保できるかが
鍵を握りそうです。

要するに
予約商戦が
これからの
小売のメインになるのではないかと
予想しています。

予約は信用を数値化したもの

予約に力を入れていくと
見えてくるものがあります。

私たちのお店を知らない人に
いくら商品を案内しても
予約は
やっぱり入れてくれません。

ここの店が
力を入れているのなら・・・

信用のもと
予約を入れてくれる人が
ほとんどなのです。

予約は
基本的に
商品を受け取る前に
支払うわけですから

まさに
信用がないと
絶対に予約は取れません。

結局
予約商戦というのは
信用商戦と言えるのではないかと思います。

二極化する小売業界

このことから
今後
小売業界は
極端に二極化していきます。

信用によって
付加価値を
提供するお店と

低価格で
ものを提供するお店に。

この現象は
20年くらい前から
進んでいるようですが、

これだけ
情報が
錯綜する
現代は
その動きが
さらに加速することでしょう。

人口が減り
高齢化がすすむ
現代において

付加価値を提供しているお店と
売る数で勝負しているお店と
どちらの未来が明るいか
小学生でもわかりそうですが。

これからの
小売業界の
進む未来が
一般消費者の
今後に大きく影響を
及ぼしそうです。

私たちは
正しく
真面目に
正直な
商品を
販売していきます。

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