恋です!~ヤンキー君と白杖ガール 第6話 頑張ってるといじわるされた過去・素敵な出会いを逃さないで
【恋です!~ヤンキー君と白杖ガール 第6話】を見て、空ちゃんが頑張って走ることを邪魔されて、空ちゃんの気持ちが痛いほどわかったので、今日はそのことをメインに書こうと思う。
ネタバレを含むので、これから観る人は観てからどうぞ💛
「あなたはいつも頑張っているから嫉妬していじわるしたの、ごめんね」
空ちゃんや青野くん、それから前回の話でもユキコちゃんが言っていたように、白杖を持っていたり、見えなかったり、見えにくかったりすると、ひどいことを言ったりやったりするひとはいる。
「白杖持ってるのによけるの?ほんとは見えてるんでしょ?うそつき」「目悪いのにスマホ使うの?」と言われたことのある人が結構いると聞いた。
白杖は、見えてない人だけでなく、見えにくい人も持って歩くので、見えにくい人はよけることができるし、一見見えてるように見える人はたくさんいる。
弱視は顔を近づければスマホの文字も読めるし、全盲なら音声読み上げを使って目を離してスマホを操作できる。
弱視なら、点字ブロックを歩かなくても歩けるひともたくさんいる。〈わたしも〉
子どものときは、弱視のひとが使う単眼鏡という双眼鏡のようなものを隠されて公園に捨てられていたこともある。
わたしの弱視用の道具に「さわるな危険」と書かれたこともある。
そして、見出しのことば。
「あなたはいつも頑張っているから嫉妬していじわるしたの、ごめんね」
こんな言葉を知り合いに言われたこともある。
その言葉を聞いたときは、どういう意味なのか、訳がわからなかった。
わたしにとっては、他の人と同じように、ただその時自分がやるべきことを頑張っていただけだった。
ドラマのなかの空ちゃんも、走ることが大好きだから、ただ大好きだから、お休みの日でも先生が一緒に走れなくても、一人で練習してた。
目が見える人だって、見えない人だって、みんな同じように、何かを頑張りたいときには、その目標のために一生懸命になると思う。
でもなぜか、ハンデがある人が何かを頑張ると「がむしゃらな姿」に見えるのか、「そんなに必死にならなくても」と、頑張っている姿をうっとおしく思うひとがいることを、生きてきて感じることが何度かあった。
なんでだろう?ただみんなと同じように普通に頑張ってるだけなのに。
わたしが先ほどの言葉を言われたときは、家に帰ってわんわん泣いた。
「じゃあその人にとっては、わたしががんばらなかったらいいの?」
と。でも、同時に、思っていても口に出して言わないひともいるだろうに、ちゃんとそういう気持ちでいじわるをしたことを謝ってくれたことが嬉しかったのも覚えている。
他の人がサッとよけて走ることができるような道でも、見えにくい人・見えない人だと転んでしまう。
それでも走ることが好き。ハンデのあるなしなんて関係ない、好きなことを頑張ることを邪魔しないで。と、空ちゃんやユキコちゃんは観ている人に伝えた。
がむしゃらだっていいよね。
かっこよくスマートにこなせなくても、がむしゃらでも頑張りたい。
ハンデのあるなしに関係なく、無理解で相手を傷つけたりせず、頑張るひとを応援し合える世の中だったらいいな。
見えてても見えてなくても、聞こえてても聞こえてなくても、歩けてても歩けてなくても、同じように楽しめるし感じれることあるよ
喧嘩をしてしまった空ちゃんと森生くん。
空ちゃんと森生くんが仲良くなるために、ユキコちゃんは必死に考えた。
そして、空ちゃんと一緒に森生くんに走ってもらって、二人に見えてても見えにくくても同じように共感し合えて仲良くなれるんだねってことを、感じてほしいという願いが二人に伝わった。
二人が好きなピアノの音色を聴いたり、二人の好きなとんこつラーメンの匂いを感じたり、お花の匂いを感じながら、だんだんと仲良くなる二人。
わたしも、見える友達も見えにくい友達もいる。
わたしの友達はわかってくれると思うけど、見えるひとも見えにくいひともなんにも変わらない、一緒にいろんなことを楽しめる。仲良くなれる。
そして、彼女たちは、わたしを対等に見てくれて、わたしに劣等感とか抱かせない。
身近に自分とは境遇が違うひとがいても、違うひとだと先入観をもたないで、いっしょに楽しめることがあるかもしれないことや、仲良くなれるかもしれないことを忘れないでほしい。
このひととはどんなことで気が合うんだろう?
そうやって、出会う人の素敵な所に目を向けてみたら、きっと素敵なご縁がたくさん生まれるんじゃないかな。
毎週水曜日のお楽しみ。今回も、楽しい一時間だった💛
ユキコちゃんと森生くんはもちろんのこと、空ちゃんや、イズミちゃんの今後も見逃せない✨