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ホラー作品番付

見てきたホラー作品は約500本以上…

そんな僕がネタバレを含まないホラー作品番付を開催します!!
おうち時間が増えた今、おうちで手軽に恐怖を感じてみませんか?

ホラーオタクの僕がおすすめするホラー作品をランキング形式で紹介。
映像作品、映画、小説、なんでもござれと言ったカオスな内容になるのだが、ご了承いただきたい。異論は認める。


10位:ハッピーデスデイ

異色ホラーともいえるこの作品がランクイン。
ビッチなヒロインが同じ誕生日を何度も繰り返すというストーリー。ホラーと言われたら難しいところではあるが、オチに至るまでの流れのわかりやすさ、「得体の知れない」恐怖心を煽っていく描写が見事だった。
グロもドッキリ要素も少ないので物足りない人もいるが、ホラーのスリルを味わうにはライトな作品だ。

おすすめポイント
・映像の見せ方で、こちらもループしている錯覚に陥る
・無限ループの怖さ
・様々な死に方


9位:鬼談百景

Jホラーを担う6人の監督が描く10個の短編映画。
原作:小野不由美の文字だけで信頼できる作品。元は小説だが、その小説の良さを残しつつ、見事に映像化されている。
Jホラーならではのじっとりとした恐怖。気づいたら背中に汗がにじんでいるようなホラーを味わうならこの映画がおすすめだ。

おすすめポイント
・Jホラーのじめじめした雰囲気
・映像美
・短編なので見やすい


8位:富江

富江は死んだはずなのに、どうしてここにいるの?ミステリーかと思いきやそんなことはない。オカルトホラーだ。
男を虜にする・富江をめぐるサスペンスとグロテスクさを交えたホラー漫画。アニメ化・映画化もされているが伊藤潤二のタッチで読む方が世界観にのめり込めるだろう。
富江とは何なのか。是非その目でご覧いただきたい。

おすすめポイント
・富江の美しさ
・得体の知れない者への恐怖
・人間の醜さ


7位:闇芝居

闇芝居の、時間だよぉ。怖すぎるから見たくないって言われても戻ってきたよ、闇芝居。見ちゃだめだ。知っちゃだめだ。耳をふさげ。目をつぶれ。闇芝居の、時間だよぉ。
紙芝居のようなテイストのアニメ。短編5分という短いながらも確実に恐怖を抱かせてくれる快作の数々。放課後友達とこっくりさんをした時のような怖さ。5分の恐怖、堪能してみて下さい。

おすすめポイント
・全体の雰囲気
・短さ
・巧妙な後味の悪さ


6位:仄暗い水の底から

ホラー界の巨匠が描く少しだけ切ないホラー。
「ずっといっしょだね、ママ」というキャッチコピーをどうとらえるかはあなた次第。個人的にはハートフルな物語だけれど、人によっては胸糞悪いと感じるかもしれない。
夏に見たくなるホラー。

おすすめポイント
・黒木瞳の綺麗さ
・怖いだけじゃない気持ちになりたい人へ
・団地の雑然とした雰囲気


5位:ぴろぴと

「風の音で深夜に目が醒めてしまいました」から始まる部屋の中を歩き回る動画。これだけでご飯3杯は食べられるくらい濃密な気持ち悪さを残してくれる。びっくり系のホラー動画とはわけが違い、毒に蝕まれていくような感覚に陥る作品。だいすき。
メイキングもあるのでそちらも是非。

おすすめポイント
・びっくり系じゃない
・巧妙なつくり
・ジワリと汗をかくような恐さ


4位:ゾゾゾ

ホラー系YOUTUBEチャンネルで最も好きな「ゾゾゾ」
番組構成力・リアクション・キャラクターと3つすべて素晴らしいこのチャンネルの動画は見ごたえがある。下手なテレビ番組より編集もうまい。
大がかりなことはせず、シンプルに、かつ誠実に心霊スポットと向き合う様子は心霊番組の本来あるべき姿だ。

おすすめポイント
・心霊スポットに向ける敬意
・圧倒的編集力
・メインパーソナリティーの落合さんのキャラ力


3位:雨穴

なに?と思う人もいるかもしれない。雨穴さんはライターとしても活躍する謎の人物だ。彼の生み出す作品たちに抱かせられる感覚は恐怖とも気味の悪さとも表現できない、よくわからないものだ。だいすき。
ご本人の見た目の愛らしさと相俟って生み出すものの奇怪さが色濃くなるが、それでもなんだか「癖になる」のだ。

おすすめポイント
・雨穴さんの可愛さ
・表現できない薄気味の悪さ
・譏?蜒上?蜿、縺輔r貍泌?縺励※縺?k縺ィ縺薙m


2位:残穢

前にも記事で紹介したことがある。友人は口をそろえて「この小説を家に置いておきたくない」という。誰にでも起こりうること、もしかしたら私もそうかもしれないと思ってしまうほど、リアルで巧妙な作品だと言える。
予告編だけでも充分に世界観を表しているが、ここはやはり本編を見てほしい。見終わったとき、思わずあなたは後ろを振り返ってしまうだろう。

おすすめポイント
・和ホラーの凝縮
・身近にある恐怖
・びっくりはしない


1位:魍魎の匣

栄えある第一位は京極夏彦著「魍魎の匣」だ。
またこいつ魍魎の匣の話してるよ…と思われるかもしれないが許して欲しい。この本を超えるものに出会ってないんだ。
1人の少女から始まる、ミステリーホラー。グロテスクな描写もあるものの、文章が綺麗なのでなにせ嫌な感じがしない。
点と点が線になり、一つの絵を描くような巧妙なミステリーと、人の中に沈殿している狂気や恐怖をゆっくりと蒸散させていく。
分厚過ぎて読むのが躊躇われるかもしれないが、読み終わったとき、あなたはきっと彼岸に行けるだろう。
アニメや漫画にもなっているので是非どうぞ。映画は見なくていいです。

おすすめポイント
・全部


まとめ

いかがだっただろうか。
僕自身が「グロテスクホラー」「スリルホラー」をあまり好まないのでかなり精神的ブラクラっぽい番付になってしまった。
じわじわと迫り来るような恐怖感、布団の中で思い出して眠れなくなるような恐怖感、尾を引く嫌悪感。そういうモノをそろえてみた。
気になるものがあったら是非手に取ってみてほしい。

それでは、皆さん、良いホラーライフを!
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