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「バラエティのフジテレビ(@fujitv)が復活したね」と言われるようなTV企画の #アイデア量産 してみた

皆さん、最近はTV番組をリアルタイムで見てますか?

かく言う私は「リアルタイムで見たい!」と思うTV番組が、最近めっきり減っています。19年夏シーズン、リアルタイムで見ていたドラマは「あなたの番です」だけ。バラエティ番組にいたっては0本です。

東芝のタイムシフト再生を使って3週間分全部録っているのですが、後から見るのは「イッテQ!」「マツコの知らない世界」「マツコ会議」「水曜日のダウンタウン」「さんまのお笑い向上委員会」「チコちゃんに叱られる」ぐらい。

たまに気になった内容があれば「世界一受けたい授業」「初耳学」「NHKスペシャル」を見て、「へぇ〜。ためになったねぇ〜」と頷いています。

最近のJKは「決まった時間じゃなきゃ見れないのが嫌」だそうですが、じゃあ彼女らが違う時間にTVerで番組見てんのかと言えば、それも違う気がしてならない。それは本音では無いと思ってる派です。

クイズは食傷気味。バス旅は飽きた。大食いはしんどい。リフォームはつまらん。その人の過去はぶっちゃけどうでもいい。演者に突っ込むテロップは面白くない。

うわっ!面白い!!ってバラエティ、本当に減ったと思いませんか。ここ最近食い入るように見たのが「ザ・ノンフィクション」ってどういうことや。

決して「世界一受けたい授業」や「初耳学」が嫌い、という訳ではありません。ただ、"ためになる"が軸の番組は「本を見たら良い」と思ってしまう。それよりも映像で視覚や聴覚が刺激されて"すげぇ面白ぇ!"という番組がやっぱり見たいと思うのです。

というわけで、そんな番組の企画を #アイデア量産 してみました。


現状のTV番組ってこんな感じ

まずは、現状のバラエティ番組を2軸4象限にまとめてみました。こんな感じではなかろうか。

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熱量として「平熱↔︎熱狂」、熱源として「おバカ↔︎知的」に分けました。これが正解ではなく、バラエティの1つの分類方法だと思って下さい。

王道は、何と言っても「熱狂・おバカ」です。ドリフターズやコント55号から始まるお笑い第1世代から、霜降り明星やEXITなどのお笑い第7世代まで基本的に「熱狂・おバカ」な番組を作り続けてきたと私は考えます。

とはいえ、さすがにそれじゃ飽きるよね…として新しい路線が生まれたのが「熱狂」に対する「平熱」です。熱狂的なバラエティが食傷気味で「ちょっと見ていて疲れたな…」という人の期待に応えるゾーンです。とはいえ、やっていることは基本的に「おバカ」ではあります。

そうした「おバカ」自体に対抗する新しい路線が「知的」です。バカバカしいバラエティ自体に呆れていて、急に「大きな一物をください」なんて叫び出すから慌ててチャンネルを変える人の期待に応えるゾーンです。企画を担える人自体に「知性」が求められるので、正直、今のTV業界でそれを担える人が少なくて、奪い合っているような感じがします。

タモリさん、マツコ・デラックスさん、林先生、くりぃむしちゅーさん、山里亮太さんあたりの使い回し率が大変高い。

さて、この2軸4象限を、テレビ局の「何とはなくのイメージ」でマッピングしてみました。あくまで私のイメージです。

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民放の中で、唯一「おバカ↔︎知的」のバランス感覚が優れているなと思うのが日本テレビなんです。私は、良くも悪くも腹を抱えて「ガハハハ!」と大声で笑ったことが無い。「笑ってはいけない」でも実は無いんです。「ごっつえぇ感じ」ではあるんですけど。

日本テレビの中の人に聞きたいんですが、恥じらいもなく腹抱えて大笑いするような番組、作ろうとは思ってないですよね?

逆に、それを狙いに行っていて、手段が違うのが「テレビ東京」「フジテレビ」「朝日放送」(ABCテレビ)ではないかと。関西圏では「ナイト イン ナイト」でお馴染みですね。全力でバカをしている人たちがいる。

そして、バカになりきれていないのが「テレビ朝日」「TBSテレビ」「毎日放送」(MBSテレビ)ではないかと。オールザッツ漫才も年々、なんか違う気がする。過去最高に笑ったのは、桂文珍師匠がFUJIWARAの藤本に「お前いま何時や思ってんねんゴラァ!」と大声で怒鳴られてマジでビビった深夜のドッキリ…って、もう何年前や。

というわけで、単発では「そういう感じの番組」はあるにせよ、局全体のイメージとして「知的」の欠片も無いし、そういう番組が見当たらないフジテレビにこそ、ホワイトスペースの企画を見て頂き、「あるっちゃある」と思って頂ければ幸いです。


(承前)「アイデア量産」とは?

「アイデア量産」とは、10月12日に大和書房から発売された「アイデア量産の思考法」に掲載されたフレームワークを活用して、大量にアイデアを生み出すワークイベントを指します。

第1回目の内容は、以下のnoteにまとめております。パパッとご覧いただければ幸いです。

アイデア量産のフレームワークを、もの凄くザックリ説明すると以下のようになります。

①人間のユニークな行動を観察する

②行動の背景に隠されている不満・欲求を明らかにする

③自社商品・サービスで解消したり、充たせないかを考える

「消費者はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しい」とはよく言ったものですが、消費者は不満・欲求のためにドリルを買っているのです。穴が開けば別にドリルじゃなくても良い。

当たり前に聞こえますが、いざ自分の仕事になると「盲目的」となってしまうものです。(私だってそうです!)

消費者はバラエティ番組を見たいから、テレビの電源を付けるのでしょうか? 好きな俳優さんが出ているからでしょうか? そういう人もいるでしょうが、大半は違いますよね。

部屋の沈黙が嫌だからテレビを付ける。ボーッとしたいからテレビを付ける。今日あった嫌な出来事を忘れたいからテレビを付ける。そうした消費者の欲求は、別にバラエティ番組じゃなくても、TwitterやLINEでの友人のやり取り、Spotifyが解消してくれます。

これまでは選択肢が無かったから、仕方なく「テレビ」が選ばれていたに過ぎません。

言い換えると、バラエティ番組だって他の何かが充たしている欲求の代替になりうるのです。テレビを知らない人はいません。家に無くても、何をする機械なのかは知っているでしょう。

さて、バラエティ番組は消費者のどんな欲求を充たしていきましょう?


アイデア例1:考え方(知的/平熱)

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TrendbanKに掲載されている2件の消費者行動を紹介しました。

このnoteを読まれている皆さんも色んな気付きがあったと思います。私からは2つの気付きを紹介したいと思います。

■知らない遠くの誰かとの化学反応にわくわくしたい
 モンハンやPUBGなど、オンラインマルチプレイは一般的になった。「探索⇒発見⇒アクション⇒達成」というクリエイティブな作業は複数のプレイヤー(役者)の協力で実現する、という認識が広く浸透している。
 そのおかげで、俳句すら見知らぬオンライン上の誰かと完成させる楽しみが顕在化している。「五七五オンライン」はランダムでマッチングした相手と、五・七・五の文字を交互に送り合うだけ、という簡単な手続きで、どんどんとクリエイティビティが加速していくシステム。
 自分で作品を完成させるより、誰かの協力を得た方が「未知」に出会える喜びがある。クリエイティブ=たった1人の天才の偉業と思われていたが、そもそも一人で行うものではなくなってきている。
■自分の常識を超える快感
 「10分どん兵衛」のような「そんなの絶対にありえない!」と思わず言いたくなる常識の枠外を試し、それが新しい正解だった時の快感は何物にも代え難い。特にソーシャルの時代で誰もが「特別な発信者」になれる時代、みんなの常識を壊すのが快感になってくる。裏を返せば「そんなことも知らないの?」という優越感に浸れる。
 特に「味覚」はもっとも身近で、もっとも常識に囚われており、無数に新しい味が生まれては消える。2012年9月に発売された「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は、まさにこの「こんな新しい味まだ知らないの?」があったのではないか。(もちろん「美味しさ」が大前提にあった)

「五七五オンライン」は、19年2月にはじめしゃちょーが体験動画をあげていました。これで何とはなくイメージが浮かぶはずです。それにしても再生回数268万回ってなかなかにしてエグいな。

オンライン五七五はアプリですが、こうした「共創」でクリエイティビティの実現をサポートするサービスは本当に増えてきましたよね。

例をあげると、企業の課題に対して一般人からアイデアの種を募るWEBサービス「Blabo!」とか。

その他に、世界中の音楽クリエイターと共作ができる「Soundtrap」とか。

サービスだけでなく、企業が「共創」を掲げる機会も増えてきています。

昔はテック系の一部企業だけが「ハッカソン」に協力してくれましたが、今は業種業態を問いません。とはいえ「外部の意見が聞きたい」「柔らかい脳で見て欲しい」って言葉、何度聞いたか。優秀な大企業が揃いも揃って頭が固いわけも無く、一種のブームのようにも見えています。

「共創」とは、バイアスのかかった脳に新たな刺激を加え、枠を超えてくれる新たなアイデア発想法なのかもしれません。

この2つの事象から「自分の発想を超えてくるクリエイティビティを楽しみたい」。そんな欲求が見て取れます。

そこで注目したのは太刀川英輔さんの「進化思考」です。詳細が気になる方は、以下のHBRの論文をご覧いただければ幸いです。

「進化思考」について論文で以下のように書かれています。

 自然は四〇億年という長い年月をかけて三〇〇〇万種類もの形態の生物を生み出し、生物は多様性のある環境を構築しながらそこに適応してきた。人間は、自身の体を進化させることができないが、代わりに道具の発明を通して環境に適応してきた。
 発明が人類にとって進化の代替行為だと考えれば、自然の形態進化のプロセスから学ぶことで、私たちは創造性を高めることができ、人間と社会の進化を加速できるのではないか。筆者はそんな仮説から、進化思考をデザインやビジネスの現場に活かすメソッドの開発に取り組んできた。
 進化思考とは、過酷な環境を生き延びてきた生物の進化のプロセスにヒントを得て、その悠久の時間をぐっと圧縮し、以下の三つの構成で発想を磨き上げていくものである。
 第一に、生物学的研究手法から関係性を学ぶ(relation)。対象となるものの進化形が生まれ、生き延びるための関係性を理解する。
 第二に、進化形の可能性に早く出会うため、生物の形態変異化から学ぶ(mutation)。突然変異を大量に生み出す発想の方法群である。
 第三に、生物の淘汰プロセスから学ぶ(selection)。過酷な環境下で生存可能性の高い種に絞り切る方法を探る。

つまり進化思考とは、過酷な環境を生き延びた生物に倣った思考法です。生物は種の誕生⇒複数のパターンに変異⇒関係による淘汰⇒進化の繰り返しで進化してきました。アイデアもまた同じである、という思考法です。

アイデアと表現すると大げさに聞こえますが、要は「クリエイティビティ」の変異・淘汰・進化だと捉えても良いのではないでしょうか。優れたクリエイティビティが残るのではなく、変異・淘汰・進化したクリエイティビティが残るのです。

五七五オンラインのように、言葉が誕生し、幾つかの偶然で全く見知らぬ人に出会い、新たな五七五が無数に生まれて、その中から「良い」ものだけを残していく快感は、ある種の「進化思考」だと思うのです。


アイデア例1:「進化」と「淘汰」を繰り返すバラエティ

これまでのバラエティ番組は、芸能人というある種の天才の完成されたクリエイティビティを楽しむコンテンツでした。

結果的に「芸のクオリティ」が下がれば(あるいは時代が変わって評価する人が芸を理解できなければ)、「この番組、なんか面白く無くなったね」と評価され、いつの間にか打ち切り…という流れでした。

そうではなく、クリエイティビティの「進化」「変異」を楽しむコンテンツは、これまであまり無かったのではないでしょうか?

「進化」「変異」と言えば「鶴瓶のスジナシ」が思い浮かびます。ただ、こちらは芸能人の持っている「センス」を前面に打ち出した企画であり「進化」「変異」では無いと思います。
http://www.tbs.co.jp/program/cbc_sujinashi.html
あとは「史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ」も似たようなイメージかもしれませんが、キャラの「変異」はしても「進化」までは行ってないかなーと思ったりします。
http://www.tbs.co.jp/program/dreammatch_20130101.html

例えばキャリア1〜2年目の若手漫才師の考えた漫才台本を、中川家さんやオール阪神巨人師匠が添削して「変異」させて、その台本で若手が実際にNGKの舞台に立つ。大受けするのは間違いないんでしょうけど、練習の過程の「進化」をしっかり追う。

例えば素人が考えた作詞を、蔦谷好位置さんやヒャダインさんが競い合って作曲して「変異」させて、どのように「進化」させていくかを追う。もちろん、その曲で実際にライブに立つMay J.さんに歌ってもらいましょう。

完成された芸を見るのではなく、最初の小さな種をキッカケに、どのように「変異」されて、そこから「淘汰」「進化」をするかを楽しみます。

「えっ? アレがこうなんの?」
「この変わり様はヤバい! 全く思いつかんかった!」

という反応が浮かびますね。

「自分の発想を超えてくるクリエイティビティを楽しみたい」欲求を充たす商品・サービスはままあれど、バラエティ番組自らそれを作っても良いのではないでしょうか。


アイデア例2:考え方(知的/熱狂)

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TrendbanKに掲載されている2件の消費者行動を紹介しました。

このnoteを読まれている皆さんも色んな気付きがあったと思います。私からは2つの気付きを紹介したいと思います。

■様々な要素が絡み合って変転する世界を楽しむ
「ギャンブルチックに乗り物に運命を委ねる」という発言から、運や偶然に左右された結果に身を委ねたいという意向が伺える。どのバスに乗るかは自分が決めているが、どんなバスが目の前に着くかという"偶然さ"を味わいたいのではないか。
 "偶然"に意味を見出そうとする人は多い。それは広義の意味でのスピリチュアルと定義できる。ちなみに三菱UFJリサーチ&コンサルティング副主任研究員の有元裕美子氏によると、スピリチュアル市場は1兆円とも言われている。見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ人たちは多い。
■感情を排除した判断だからこそ信用できる
 行動経済学が暴いたように、人間は勘定より感情で動く。突発的な感情の要素が入ってしまう人間の判断ではなく、ロジカルなアルゴリズムから提示されるAIの判断だからこそ信用でき、だからこそ従える、という人は今後増えるかもしれない。
 ただし、それはあくまで「判断」の代替であり、自らの意思決定の放棄と同義ではない。しかし最近では、中国で「AI嫁」なるものまで誕生し、人間そのものの代替を求めようとしている人たちがいる。
https://news.livedoor.com/article/detail/16056014/

これまでのバラエティは偶然という名の「やらせ」が横行し、実際は必然に過ぎませんでした。所詮は人間が意図的に仕組んだ「偶然」ですから、決して人間の想像を超えることはありません。

それでは「後の結末」が分かった上での進行となります。「やらせ」と「偶然の必然」を分離した最大の発明は、ダチョウ倶楽部さんの「絶対に押すなよ」だと思いますが、それが「真理」なので、それ以上は発展しませんでした。

だからこそ、人間が感知しない、人間の想像を超えてくる偶然、トラブルをバラエティ番組はもとめるようになります。

「これって仕込み?」「本当は偶然?」と未だ分からないのが、サンドウィッチマンとKis-My-Ft2の「10万円でできるかな」です。宝くじなんて運と偶然の要素が強い分、高額当選のシーンは観ていて「うぉぉぉぉ!」ってなっちゃいますよね。

すなわち、人間の知覚する偶然すら突き抜けて、「この後に何が起きるか」を突き抜ける興奮が本来は求められているのに、バラエティ番組は充たせていないのではないでしょうか。

そもそも「偶然」「トラブル」は誰が生み出すのでしょうか。空を作り、大地を作り、人を作った神でしょうか?

しかし、もしAIですら神の意思で作られたなら、どうして人間を作っておいて「人間を超える」と言われるAIを作る必要があるのでしょうか?

神と、「神」を作った人間の思考を中心にした「必然性」を基本とせず、神や人間の存在を前提としない「偶然性」が紡ぎ出す世界という思想に注目が集まっています。「思弁的実在論」あるいは「思弁的唯物論」と言います。

マルクス・ガブリエルの「なぜ世界は存在しないのか」は、2010年代以降の思想を考える上で名著中の名著でしょう。またブランディングのマーケターが「意味論」を語る上でも欠かせない1冊です。

テクノロジーと宗教の話は、簡単に語ってしまうと双方から意思を投げられるのでこの辺にして(石を投げる資格を持つ者だけが石を投げなさい)、ここで言いたいのは「高度なテクノロジーの進化」が、旧来の宗教観や生き様にまで影響を及ぼしている点が興味深いですね

話を戻して、「偶然」を楽しむなら、いっそAI(テクノロジー)に任せてみませんか。テクノロジーに、人間ですら予想できない「偶然」を産んでもらいましょう。

フジテレビは以前に「AI-TV」という半年で打ち切った番組のトラウマがあるかもしれません。私もリアルタイムで見ていましたが、実に面白くなかった。その理由は単純で、AIの遊び方を間違っていたからです。

AIに「偶然」を作ってもらいましょう

「AIが白黒写真に色を付ける」みたいな企画やってましたが、そんなもんオモコロよりもおもんないわ。


アイデア例2:「AI」 vs 「人間」を繰り返すバラエティ

例えば、「AI」と「人間」を戦わせてみませんか?

最近はkaggleやSIGNATEなど、企業が保有するデータを公開し、世界中のデータサイエンティストがその最適モデルを競い合う予測・分析プラットフォームが活性化しています。

例えば、セブンイレブン社内にいる「発注のスペシャリスト」と、kaggleのグランドマスター(詳細は省きますが要はめっちゃ凄い人)を「どちらが発注ロスを減らせるか」という対決をさせても良いかもしれません。

「発注の神・伊藤さんの経験が勝つか! 東京大学在学・榊さんの頭脳が勝つか!」

みたいなテンプレート的煽り文句を古舘伊知郎さんに実況して欲しい。

kaggleはGoogleのサービスですが、SIGNATEは日本の会社です。連携すれば企画自体は直ぐ実現すると思います。

コンペの内容を見てみて下さい。様々な企業が、データを提供し、データサイエンティストによる課題解決の精度を競わせています。

「ほこたて」っぽいかもしれません。フジテレビは「ほこたて」のヤラセがあるからトラウマかもしれないけど、企画自体は面白かったと思う。

当たり前ですが、未だ完全なAIは存在しません。その何れもが、ちょっとした偶然のデータに左右されて、間違った結果を導き出します。しかし、それは人間とて同じ。どちらが「偶然」を乗り越えて勝利できるでしょう?

その他にも戦い方は様々あります。

最近はeスポーツが流行っていますから、最強eスポーツプレイヤー vs みっちり学習されたAIで競わせて、どちらが勝利するかを予測し合うと面白いのではないでしょうか。

あるいは、強化学習を活用して「無限に広がるフィールド」を作成して、人間が脱出するのが先か、人間が諦めるのかを見届けても面白いかもしれません。


#アイデア量産 は、あなたの脳を柔らかくする

前回は炭酸水、いわば「商品」であり、実存するものでした。今回はバラエティ番組、目に見えるけど姿・形があるわけではありません。

「アイデア量産って、実存する物じゃないとできないでしょ?」

いやいや、そんなことはありません。確かにtoB系は弱いかもしれませんがアイデアに落とし込む商品・サービスさえあれば、大抵は可能だと思っています。

皆さんも、ぜひ身近な商品・サービスで #アイデア量産 やってみて下さい!

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松本健太郎
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