可愛さ余って可愛さ百倍の息子から子離れをする第一歩
子どもたちの夏休みが終わるまであと1週間を切りました。
こんなにしんどい夏休みは初めて。地獄のような夏休みだった。精神的に追いやられ、肉体的にも帯状疱疹がでるだのなんだので、疲れ果てた。なんとか奮い立ち2学期も乗り越えるため、この場をお借りして、ここにひとつ決意表明をしてみようと思った。ひとつどころじゃたりないや。
それは、息子との関りについて。
中3の息子は思春期&反抗期真っ只中。私は現状がとても辛く毎日がしんどい。きっと息子もだと思う。でも、時折見せてくれる笑顔や、たわいもない会話に安堵し、”大丈夫だ”とよく分からない自信が湧いたりする。かと思いきや「うるさい!」「消えろ!」と言われ、その言葉が脳内でぐるぐると渦巻き、何もかも放棄したくなる。
そんなジェットコースターのように抑揚のある息子の態度に一喜一憂し、振り回される私。あぁ、情けない…。
親としてもっと毅然としていたい。
さて、そんな自分とおさらばするために、そして何より子供の自立を邪魔しないために、私が子離れする覚悟を決めたい。それが反抗期を早めに終わらせる突破口になるかもしれない。
この方法が正解かどうかは分からないけど、下の5つのことを決意した。これは、息子との今までのやり取り、自分がされて嫌な事、親にされて嫌だった事など様々なことを想像して決めてみた。
危なっかしい決意かもしれないけど、決めてみた。
➀昼夜逆転生活についてもう何も言わない。(とりあえず何時でも寝てればいいや。登校日には学校行けたし)
②勉強について何も言わない。(息子のタイミングで受験生になったらいいわ。夏休みの宿題は徹夜して答え丸写し。でも提出できたみたいだからよしだ)
③ごはんを食べなくても強要しない。(ガリガリで顔色も白くて心配だけど、ずっと食べないってことはないだろう)
④布団で寝ないでその辺で寝ていても寝かしておく。(椅子に座ったまま寝落ちしている時もあるけど、体が痛くなったら移動するだろう)
⑤取り越し苦労をしない!(2学期が始まってもこんな生活が続いたらどうしよう…ほら、また取り越し苦労!まだ起きてもいないことに怯える。無駄だとわかっていても防衛策のためか妄想してしまう。何か起きたときにうまくやろう、完璧にこなしてやろうと思うからだろうか。もうね、ただ疲れるだけだからやめよう)
中3でこれはまずいだろって感じだけど、お互いのもやもやが少しでも晴れるなら、やるしかない!➀から④をご覧の通り、私は心配性で口うるさい母親なのがよく分かる。根拠がなくても、もう少し子供のことを信用したらいいんだ。この子ならきっとこの生活はまずいぞ、と気づいて自分で持ち直そうとするだろう。
ただ時間はかかると思うよ、根拠も何もないよ。ほんとに大丈夫なの!?どんどんガンジーのような体になっていくよ。不安でたまらなくなる。だから、ちょっと書き出してみて、決意を形にしてパニックを静めてみようと思ったのです。
書き出してみて➀から④は私の中の”しなければならない”事項だと気づいた。
寝なければならない、食べなければならない、勉強しなければならない、布団で寝なければならない。息子にとってこの事項は呪縛でしかないのかもしれない。だから私は”しなければならない”をやめなければならない。
お互いがもう少し楽しく生きられるように。