ジャパンウインターリーグ2024 今年はNPB選手も参戦!那覇空港で歓迎式典が開催!(11/22)
「陽の目の当たらない場所に光を」そして「野球の登竜門を沖縄に」。2つのコンセプトを掲げて、2022年に沖縄でスタートしたジャパンウィンターリーグ(以下JWL)。いよいよ今年も11月24日からコザしんきんスタジアムで開幕する。
参加選手は140名(予定)。初開催から順調に数字を伸ばしている中、今年はNPB球団からも初めて選手が派遣されることが決まり、より高いレベルでの試合が期待されている。
こちらも初参加となる中国のナショナルチームは、既に沖縄での練習を行っているが、多くの選手はきょう那覇空港に降り立ち、選手代表の15名が歓迎式典に参加した。
式典で挨拶に立ったジャパンウィンターリーグ代表・鷲崎一誠は、この沖縄で野球漬けの1ヶ月を過ごす彼らを熱いメッセージで出迎えた。
「それぞれの選手がそれぞれの目標を持って、今回このウインターリーグに参加していただいていると思いますが、この1ヶ月間で技術的な成長はもちろんですが、人間的にも成長できることをお約束します。私が日本一だと思っているスタッフたちが、全力でサポートしていきますので、皆さんも全力を尽くして、怪我のないように頑張っていただきたいと思いますし、ぜひ1ヶ月間、野球を楽しんでいただきたい!よろしくお願いします」
選手を代表して挨拶に立ったのは、広島東洋カープを自由契約となった内間拓馬投手(25)だった。
「自分は沖縄出身ですが、11月、12月でも暖かい気候を利用して、この地で選手たちが試合をできる環境を作ってくださった鷲崎さんを始め、関係者の皆様に本当に感謝いたします。この場所には、NPBや各チームでこれから活躍する選手だったり、海外からもチャレンジしてきた選手がいっぱいいます。2月には(NPBの)キャンプで盛り上がる沖縄ですが、これからは11月、12月もこのジャパンウィンターリーグが盛り上げるような、そんなきっかけになれるように僕たちも頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
力強くしっかりとした声から、この1ヶ月への決意が感じられた。式典後、地元メディアの取材に対応した内間は、このジャパンウィンターリーグに参加を決めた理由を語った。
「やはり地元の沖縄で開催ということもありますし、会場が今年、在籍していたカープがキャンプで使っているコザしんきんスタジアムで1ヶ月間試合ができるということで『これ以上、整った舞台はないな』と思いました」
これまでならば、この時期に試合を重ねることはなかった。しかし、所属チームがなくなった今年は、新天地を目指すためのアピールが必要だ。地元の沖縄で新しいチャレンジを続けるこのリーグは、内間にとってはうってつけの場所だったのだ。
「僕のアピールポイントであるストレートを(スカウトに)見てもらいながら、リーグのコーディネーターの方々にも指導をしていただき、この1ヶ月でどれだけ進化できるかっていう、自分自身への期待があります。今はワクワクが一番強いので、しっかりチャレンジする気持ちで取り組みながら、野球を楽しんでいきたいと思います」
鷲崎氏が「日本一」と評するチームスタッフ、コーディネーターたちは、チーフの坂梨広幸氏を筆頭に、主に海外で選手を指導しているエキスパートたちだ。日本とは違う野球観との出会いが内間だけではなく、今回派遣されてきたNPB各球団の選手や、社会人野球の選手たちにどんな化学変化を生み出すのか。また、日本での成功を求めて、沖縄にやってきた外国人選手たちが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
11月24日から始まるリーグ戦、その熱をぜひ現地で感じてほしいところだが、今年のジャパンウィンターリーグは、スポーツチャンネル「DAZN」との業務提携によって、独占無料配信が決定。これによりインターネットが使える環境ならば、どこにいても選手たちの挑戦する姿が見られるのだ
陽の目を見ない場所にいた選手たちに、光が差し込むその瞬間を自身の眼で確かめて見てはいかがだろうか。
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