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《World Fitness》フィットネスのプロにとってのCPR/AEDトレーニングの重要性

CPR(心肺蘇生法)は、あなたが使う必要がないことを望む救命技術ですが、もし使うことになれば、誰かの命を救うことになるかもしれません。フィットネスのプロとして、CPRを学ぶことの重要性と、万が一大切な人が救急医療を必要とした場合に命を救うためのAEDの使用方法について、学び続ける必要があります。

【CPR/AED開発と普及の経緯】

 今日の心肺蘇生法は、時代とともに進歩してきました。CPRの起源は、医師たちが患者を蘇生させる技術を模索していた1500年代にさかのぼります。そして1732年、外科医のウィリアム・トサックが炭鉱労働者を心肺蘇生させるために口移し法を初めて使用し、1740年にパリの科学アカデミーが溺死者の蘇生法を公式に推奨しました。

 多くの方法は試行錯誤の繰り返しでしたが、人体への理解が進むにつれて技術も進歩していきました。そして1960年代に、ウィリアム・クーベンホーフェン、ピーター・サファー、ジェームズ・ジュードの3人の医師が、今日CPRとして知られている救命技術を考案しました。

 1990年代には、AED(自動体外式除細動器)が一般に使用されるようになり、2007年、アメリカ心臓協会は、アメリカ赤十字社および全米安全協議会と協力し、より多くの人に心肺蘇生法とAEDの使い方を教えることを目的として、全米心肺蘇生法を制定しAED啓発週間を設けました。そして2008年には、アメリカ心臓協会が、倒れている犠牲者を助けるために傍観者が飛び込むことを奨励する「ハンズオンリー」テクニックを発表しました。

【心肺蘇生の基本】

 すぐにCPRを行うことで、傷病者の生存率は2倍にも3倍にもなります。フィットネスのプロとして、CPR/AEDを活用し続けるためには、最新のCPR/AED活用方法を取得する必要がありますが、ハンズオンリーのCPRを実施して命を救うことは、誰でも以下の手順で行うことができます。

1 突然倒れて意識を失った人を見たら、すぐに救急通報する。あなたが胸骨圧迫を始める間、他の人に電話をかけてもらってもよい。もし傷病者と2人きりの場合は、最初に救急にダイヤルし、オペレーターにあなたが胸骨圧迫を始めていることを伝える。

2 胸骨圧迫を開始する。手のひらのつけ根を傷病者の胸の中央からやや下の位置に当て、もう一方の手は真上に重ねます。1分間に100~120回拍動するペースで胸の中心をやや強く圧迫する。

3 傷病者が目を覚ますまで、助けが来るまで、できる限り続ける。他の人がそばにいる場合は、疲れて続けられなくなったらすぐに交代する。

 現場にAEDがある場合は、心拍数をスキャンできるよう、傷病者をすぐにAEDにつないでください。AEDは、どのタイミングでショックを与え、どのタイミングで心肺蘇生を続けるか、段階を追って音声で指示してくれます。

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