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フィットネスとテクノロジーの可能性第2回 新たなコミュニティの形成とハイブリッド化

《2023年:新たなコミュニティの形成》
 長いように感じられたコロナ禍も、2022年になると徐々に沈静化し、世界各国でも日本でも「ニューノーマル」「コロナ明け」という言葉が聞かれるようになりました。リアルな世界での接点が戻ってきた時、また皆で集まろうという動きが見られ始めたタイミングで、フィットネスを取り巻く環境にも新たな動きが見られるようになりました。

 それは、デジタル化の時期にできた人と人との新たな繋がりです。オンラインレッスンで出会った仲間たちと、今度はリアルでも会う。皆さんも経験された方は少なくないと思います。その意味でフィットネス・コミュニティは、コロナ前に戻ったのではなく新しいコミュニティが生まれていくという、また1つの進化を迎えたといえるかもしれません。

《ハイブリット・フィットネス》
 最新テクノロジー、特にデジタル化が進むことによって、フィットネスの「場」も増えました。リアルでの対面クラス、オンラインクラス、またVRゴーグルなどを使ったバーチャル(仮想)空間の中でのエクササイズなど、フィットネスを行う方法は多様化しています。

 キーワードは「ハイブリッド化」です。ここ2,3年でオンラインを通じて形成されたコミュニティの仲間とオンラインレッスンで同じように顔を合わせながらも、今度はリアルレッスンにも参加するということが起こっています。全てが再びリアルに戻るのではなく、リアルかオンラインか、そのときの状況に応じて使い分ける選択肢が生まれ、フィットネスの場のハイブリット化が進んでいるといえます。

 この変化によって、リアルフィットネスにおける1つのポイントである「場所」という制限が解消され、フィットネスをより身近に感じる方が増えているともいえるでしょう。場所だけではなく、家にいながらオンラインの動画プログラムを夜中に見る、明け方に見るなど、時間の制限も同時に解消されているかもしれません。

 さらに、フィットネスプログラム自体の受け方、関わり方にもハイブリット化も起こっています。例えばこれまでヨガだけをやっていた方でも、デジタルを使えばハード系のトレーニングなどのこれまで機会がなかったジャンルのフィットネスにも気軽に挑戦できるようになりました。新しいことにチャレンジする際に現れる「面倒」をデジタルが極力解消してくれている、良い例だと思います。

 さまざまな制限から解放され、そこに新たな選択肢が生まれ、気軽にそれらを選ぶことができる。これは国内にとどまらず世界的に起こっている(これからも加速する可能性がある)ムーブメントの1つです。フィットネスへの接点が広がっていることは、フィットネスプロフェッショナルの皆様にとっても大きなチャンスではないかと思います。

JAPAN WELLNESS INNOVATION新規事業部 加藤耕太

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