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目線や身振り自信ありますか? キャリアコンサルタント試験面接対策

キャリアコンサルタント国家資格の面接試験は、実技試験として行われます。実技試験では、実際にクライエント役の方とキャリアカウンセリングを行い、その過程でのコミュニケーションスキルやカウンセリングスキルが評価されます。
面接試験で重要なスキルの一つが傾聴です。
本日は基本スキルである傾聴について、その中でも見落としがちな身振りなどのノンバーバルコミュニケーションについてお話します。

【傾聴とは】
クライエントの話を注意深く聞き、理解し、共感し、フィードバックすることです。傾聴をすることで、クライエントの信頼関係を築き、カウンセリングの効果を高めることができます。
では、具体的にどのように傾聴をするといいのか、基本的なポイントをおさらいしましょう。

【ポイント】
目線や身振りで相手に興味を示す
傾聴をするときは、目線や身振りで相手に興味を示すことが大切です。目線は相手の目を見て合わせるようにしましょう。相手の目を見ることで、相手に対する尊重や関心を伝えることができます。
ただし、じっと見すぎると不快感や圧迫感を与える可能性もあるので、適度に目線を外すことも必要です。
身振りも重要な要素です。相手の話に合わせてうなずいたり、首をかしげたり、表情を変えたりすることで、相手の話に対する理解や感情移入を示すことができます。
また、相手と同じ姿勢や角度で座ることで、心理的な距離感を縮めることもできます。
これらの身振りはノンバーバルコミュニケーションと呼ばれ、言葉以上に相手に印象を与えることがあります。

【具体例】
クライエント「私は子どもの頃からピアノが好きで、ずっと続けてきました」
カウンセラー「ピアノが好きなんですね」(目線を合わせて微笑む)

クライエント「でも、最近は仕事が忙しくて、なかなか練習する時間が取れません」
カウンセラー「仕事が忙しいと、練習する時間が取れないですよね」(首をかしげて同情する)

クライエント「それで、ピアノをやめるかどうか悩んでいるんです」
カウンセラー「ピアノをやめるかどうか悩んでいるんですね」(少し目を見開いて)

クライエント「でも、ピアノをやめたら、何も楽しみがなくなってしまう気がします」
カウンセラー「ピアノをやめたら、何も楽しみがなくなってしまうと思うんですね」(眉をひそめて心配する)

【スキルアップの秘訣】
目線や身振りは意識して表現しないと相手に伝わりません。
自然にできるためには練習が大事です。
ロールプレイではもちろんですが、一人で十分スキルアップが可能です。
キャリアコンサルタント相談事例を声に出して読んでみるといいです。
クライエント役、コンサルタント役を一人二役でやってみましょう。

注意点は、鏡があればその前にいすを置いて本番さながらのシチュエーションを作る。
ゆっくり、大きな声で始める。
目線や身振りは少しオーバーにやってみる。
続けて練習することで違和感のない自然な立ち振る舞いができるようになると思います。

キャリアコンサルタント試験面接対策として遠隔介護をテーマにした相談事例逐語訳を作成しました。興味のある方はご覧ください。



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