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本番は声と姿勢を意識して! キャリアコンサルタント試験面接対策

今日から7月です。
面接試験までもうすぐですね。
今回は本番直前のポイントについてお話します。

直前ですから、ロールプレイを重ねる時間はないと思います。
この時期は、本番での注意点を具体的に書き出し練習することをお勧めします。

その具体的内容は細かい技法、テクニックではなく、つい忘れてしまったり、いつも間違えたり、ミスしてしまうポイントなどに的を絞って取り組むといいと思います。

技法もいいですが、それよりも強く意識することで効果が実感できるものがいいと思います。

直前に背伸びした目標を立てると、その目標に縛られて本場で萎縮したり、緊張する原因になりかねませんから。

それよりは、ふと忘れてしまうことなどのほうが、本番での意識付けになり、また自分でも、「よし、うまくいっている!」と、効果が実感できて、とても前向きになります。

【ゆっくり話す】
緊張すると早口になります。
面接試験ではたくさん話せばポイントになるわけではありません。
早口は面接試験ではプラス面はありません。

早口のデメリットはたくさんあります。
・せっかちな印象
・焦っている
・何を言っているのかよくわからない(クライエントにも試験官にも伝わらない。)
・クライエントと波長が合わない

一方、ゆっくり話すメリットはたくさんあります。
・落ち着いている
・安心感がある
・自信がある
・包容力がある
・聞き取りやすい
・話がよく伝わる
・面接をリードしている

【大きな声で話す】
いつもより大きな声で、はっきりと話すということです。
緊張すると、呼吸が浅くなり、声が小さくなってしまい何を話しているかわからなくなってしまいます。
大きな声を出そうとすると腹式呼吸になり緊張もほぐれ一石二鳥です。

大きな声で話すメリットを挙げてみましょう。
・話がクライエント(試験官)にはっきりと伝わる
・聞き取りやすい
・安心感がある
・自信がある

面接での話し方の基本は、大きな声で、ゆっくり話す、です。

今までやった仲間のロールプレイを思い出してみてください。
とてもいいと思った方とそうでない方の大きな違いは何ですか?
話の構成、技法などもあるでしょうが、いいと思った方はこの二つ(大きな声で、ゆっくり話す)ができていた方ではありませんか?

カウンセリングは、言語、非言語によるコミュニケーションです。
あなたのことばがクライエントにわかりやすく届くかどうかは話し方の基本にかかっていると言えます。

当たり前過ぎることですが、今日お伝えした話し方の基本は残りわずかの今、面接当日を想像して取り組んでみてください。

ロールプレイを思い出しいろんなセリフを口ずさんでみるとき、話し方の基本を強く意識するといい本番の練習になります。

その他、話し方の基本以外にはいくつかあります。

【姿勢】
座る姿勢も是非意識してほしいところです。

「姿勢は気持ち前かがみ」
「椅子に浅く座る」

椅子に浅く座って、姿勢は気持ち前かがみで、ゆっくりと大きな声で話し始める。

皆さんの検討をお祈りしています。


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