![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86043767/rectangle_large_type_2_5c2a6faed300f37d8fc306429edaa1cf.jpeg?width=1200)
傾聴は簡単受容から! キャリアコンサルタント試験面接対策
ロールプレイ冒頭の導入段階が終わると始まるのが傾聴段階です。
傾聴段階で必須の基本スキルについてお話します。
【傾聴基本スキル】
「うなづき」と「あいづち」
「うなずき」や「はい」「えー」のような「あいづち」は、クライエントの話の流れを妨げず、クライエントを尊重し、注意深く話を聞いていく受容的態度を示します。
簡単受容はクライエントに対する眼差し、応答のアクセント、身ぶりなど、カウンセラーの非言語的表現が加えられることで、カウンセリングすべての場面で活用出来ます。
【うなずき】
傾聴のスキルの1つで、相手の話にうなずくことです。
うなずくことで、クライアントに「あなたの話を聞いてますよ」というメッセージを送ることになります。
クライアントの話すテンポに合わせてうなずきます。
そうすることで、クライアントに「このコンサルタントは私の話を聞いてくれている」と安心感を与えます。
相手の話を聞いていないと、話に合わせてうなずくことはできませんので、自ずとしっかり相手の話を聴くことにつながります。
【あいづち】
傾聴のスキルの1つで、クライアントの話に相槌をうつことです。
「はい」「ええ」「うん」「そうですね」など、あいづちのうち方はいろいろあります。
あいづちによって、相手の話や気持ちを受けとめることになります。
相手は「自分の話を聞いてもらっているな」「話をしていいんだな」といった気持ちになります。
うなずきやあいづちは簡単受容とも言われます。
【面接時間は15分】
たった15分間で相談はどこまで進むでしょうか?
ほとんどの方が、場面設定、導入段階、傾聴、主訴の確認までで15分間の大部分を費やすのではないでしょうか。
そうすると15分間で重要になる技法は傾聴の基本技法ということになります。
本日お話した簡単受容「うなずき」と「あいづち」は、傾聴技法の基本の基本です。
この簡単受容「うなずき」と「あいづち」は簡単と書かれていますが、違和感なく面接で発揮するにはコツがあります。
簡単受容「うなずき」と「あいづち」とセットでマスターしたい傾聴基本スキルがあります。
次回傾聴の基本技法を会話例を挙げて紹介します。
※一人で学べる面接対策教材(キャリアカウンセリング導入から終結までのすべての対話例に、詳細な技法、解説、困った時の一言を収録)こちらの記事もご覧ください。