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諦めることから得る余裕:私の育児中の心の整え方#69

人間の感情は相対的なものだなぁとつくづく実感します。時間に追われてしまうとイライラするし、お金に余裕がないと感じると不安が高くなる。特に、育児期間中の現在は日々時間との闘いです。子どもの主体性が育まれるように、保育園に行く準備や食事やあらゆることを子どもが選択し、まずは自分でやってみる。親が先回りをしてあれこれやらないと私の中での理想を持ちながら関わっています。ですが、そんなうまくはいくはずもなく、出発の時間が迫っても動こうとしない子どもにはイライラしてしまうし、行動を急かすようにあれこれ言います。(最近は、面倒くさいなぁと長女に言われる)

結局…後から「分かってても感情的になってしまった」「なんであんなにきつく言ってしまったんだろう」と自己嫌悪に陥る。これでは親の心がもたないなーと思うわけです。

じゃあ、どうしたらいいかなと考えるのですが、自己コントロールが効く部分と効かない部分があって…まずは自己コントロールが効くところから手を付けてみようと思っています。そのためには私自身の感情の動きを把握し、先回りでマイナス感情に陥らないようにしていくことだなと考えています。感情とは何なのか、なんでイライラしちゃうの?…とはいえ、そんな自分とは長く長く付き合っていかなければならない。ポイントを3つに絞って考えてみます。


〇脳内リソースの総量を“100”と捉える

余裕のなさはどこからやってくるのか…です。まず、私たちの心(脳)の総量を100とします。 #勝手に定義
この100の中には、色々なことが詰め込まれていると思います。例えば、今日のご飯何にしようかなとか、仕事の段取りとか、出かける準備のイメージとか。 #本当に色々

で、あまりストレスを感じずにやれているとき、なんかうまく回ってるなーってときはいい感じの脳内リソースの配分がされていると思うんですね(とても主観的、感覚的ですが…)。子どもの外出準備をしているときも、ご飯のメニューどうしようかなという要素は0になったわけではなく、頭の中にあります。同時並行であれこれ考えているはずなんだけど、“今”という瞬間で切り取ったときには子どもの外出準備に使っているリソースの割合(配分)が増えています。

そんな感じで、うまく脳内リソースの出し入れを行っていると思うんですが、時間が迫ってきてあと何分で出発しないと間に合わないとか、仕事がやってもやっても進まないとか、自分ドリブンで進めることが状況的に難しくなってくると、私の脳内ではそっちの要素がぐんぐん膨れ上がって、脳内リソースの多くを占めてきます。 #絶対伝わってない

そうなったときに、私のこころから余裕がなくなってしまい(感情の沸点が低くなってしまい)、そんなことを言っても無駄だと分かっていることでも子どもに対して強く当たってしまうという結果を招くのです。

〇主体的に“諦める”をやってみる

子どもに強く当たってしまったときって、だいたいそのカウンターパンチをくらって落ち込むわけです。 #いつも同じ結果

じゃあ、脳内リソースの取り合いによって余裕がなくなってしまうということが分かったらどうすればよいのか。私のなかでの一つの答えは、諦めるということでした。 #それしかない

今までは、食器はすべて洗い終えてから寝るとか、毎日絶対洗濯するとか、部屋は片付いている状態にしておくとか、結構完璧主義的な考えでした。子どもによって見事どれもうまく回らなくなって、原状復帰に時間を取られてしまってモヤッてたのです。

そこで思ったことは、
・何で部屋が片付いていないといけないのか。
・何で食器はすべて洗い終わっていないといけないのか。

ここが私のこころの中で引っかかっているからしんどくなってるじゃん。家族で他に困ってる人っているんだっけ?と思うと、別に誰も困ってないじゃん。 #泣きたい

だから、これらは諦めました。(いや、諦めると言い聞かせ続けている)

  • 片付いてない日があってもいい

  • 明日やればいい

  • やれるところまでにしておこう

こんな感じで心もちを改めたら、ずいぶん気が楽になりました。私の中で重要なことは、家族と過ごす時間を持つことや自分がやりたいことに取り組む時間を作ることです。そっちの優先度を高めていくためには、何かをあきらめる必要があります。だから、完璧主義的な思考は改めてみたのですが、それってめちゃくちゃ重要だなと思っています。

諦めざるを得ないというと受動的なんですが、そうではなくて自ら主体的に、目的のために諦める選択をするということですね。

〇余白をデザインする

一つ諦めがつくと、案外他のこともこだわりを手放すことができたりして、気持ち的にはだいぶ楽になっています。とはいえ、やらないといけないことには変わりないので、自分のコントロールが及ぶ範囲でやるタイミングなど決めています。

育児をしていると、ルーティン化できないことが多様にあって、その時々で子どもと私のコンディションも違うし、変数だらけだと感じています。最近は、次女が5時半に起きてくるようになり、私の朝活時間をどうしよう問題に直面しています。

この変数に余裕をもって付き合っていくためには、色んなことを詰めすぎていてはいけないなと思っています。このあと食器片づけて、風呂入って、洗濯して…となってしまうと、子どもの行動一つ一つに苛立ってしまって…あまり良い結果を生みません。だから、あえて○○しなければならないという思考は持たないようにしています。

ただ、家事などまったくやらないとか、すべて後回しにするのではなく、子どもと過ごしている中でできそうなタイミングでササっとやるようにしています。今は子どもが小さいですが、子どもの成長とともにそのやり方は変わっていくと思っていますが、今現在はこんな感じで日々を過ごしています。

自分の感情の動き方の特徴を捉えて、先回りで対策しておくと完璧ではないもののずいぶん気が楽になると思っています。毎日毎日打ちひしがれる思いですが、それでも子どもの日々の成長を感じたり、一緒に笑っている時間が好きです。その時間を充実させられるように、自分がカリカリしないでなるべく穏やかにいられるように、できることからちょっとずつ変えていこうと思います。

キャパシティと癖を知るって大事です!

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。 #パパがんばります

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