![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159332253/rectangle_large_type_2_3d7bd292399f19ab68aa6d5e32dcd434.png?width=1200)
転職体験記①-私の市場価値って何だろう?-#77
現職場に退職の意向を伝えたのが3月末。そこから早6ヶ月が過ぎまして、この度、転職先が決まりましたのでご報告いたします。 #誰に
転職を決断するに至った経緯は、以前の記事をご覧ください。
今回から数回に分けて、私の転職体験記として発信していこうと思います。私自身、現職場に入職する際もいわゆる就職活動というものは行っておらず、希望した会社で試験をして採用という流れだったので、就職(転職)活動とは?という全くのゼロベースからのスタートでした。
今回の記事では、
初めての転職活動は一人でしないこと
内省、内省、内省が鍵
この二つのメッセージが届けば嬉しいです。
〇転職サイトではなく担当者との相性が重要
転職活動を始めよう。と思って真っ先にやろうと思ったのは、転職サイトに登録して求人を見ることでした。一社ごとに求人を見に行く時間的リソースは無かったので、そうするしかなかったんです。サイト登録時は、具体的な転職時期も定まっていなかったのでとりあえず見始めた程度。登録したのは、doda、リクナビNEXT、インディード、ビズリーチです。
で、どうやら転職を支援してくれるエージェントがいるらしい。そのエージェントも2パターンあって、一つは転職サイトの社員(キャリアアドバイザー)で、もう一つは転職サイト以外の人材紹介会社です。サイトに登録しただけで、毎日毎日ポンポンメッセージが届きます。
「あなたの経歴に興味を持ちました」とか「面接確約オファー」はマジックワードで、心を惹かれそうになります。
で、6月くらいに一度キャリアアドバイザーと面談をやってみました。ここで知りたかったのは、転職市場の状況(成長産業や人材不足の業種など)と転職活動に必要な期間でした。ですが、キャリアアドバイザーからは納得いく情報を得ることができず、その後は利用した転職サイトは活用しなくなりました。
…というのも、上記を知りたいと言っているのに、ヒヤリングのあとはこういう仕事もいいのではないかと勝手にアドバイスしてきます。初回面談で、初対面なのによくそんな求めていないアドバイスができるなと思いました。
その後はFPの資格取得に向けた勉強をしていたので、転職活動は一旦休止していましたが、9月から再開し、以前とは別の転職サイトで再度面談を行いました。結局その時の担当者と相性が良かったのか、最後までお付き合いいただくことになりました。
各転職サイトごとにカラーがありますが、情報だけ見ていても違いがよく分からないのが正直なところで、担当者と面談をしながら自分に合うサポーターを見つけていくことが重要だなと振り返って感じています。
〇自分の市場価値って何だろう
初回面談を終えると、次は書類作成(キャリアシート、職務経歴書)を進めていきます。大枠は自分で仕上げますが、何しろ自分のキャリアとかスキルとかあまり向き合ってこなかったのでとても書きにくかったです。アドバイザーが面談をしながらAIを使って文章作成までしてくれて、それをベースに手を入れていく作業となりましたが、そもそも自分のスキルはこれですと言えるものがないとずっと思いこんでいたので、こんな風に書けるのかと驚く瞬間もありました。
役割とかスキルとか、役職として目に見える形になっているものもありますが、どちらかというと長年積み上げてきたスタイルや感覚的にやっていることの中にスキルの要素が散りばめられていることに気づかされました。
例えば、研修会の企画(人事・企画)、グループリーダーとしてのリーダーシップ、課題集積と解決に向けた計画作成・実行などです。福祉業界という点で、日頃のケアワークばかりに目が行きがちだったのですが、その中でも色々やってたんだなと。
こんな感じでヒヤリングと書類作成を進めていきながら、ジブンの市場価値って何だろうと考えました。積み上げてきたスキルをどのように活かすことができるのか、活かして何がしたいのか、なぜそれをやるのかなど、ジブンという個人が社会(市場)に出ていき、提供できる価値とは何なのか。今まで考えたことがなかったので頭を悩ませつつも新鮮な思考の時間でした。
〇転職によって得たいもののイメージを膨らませていく
特に重要(転職活動の軸)だなと思ったのは、この転職によってジブンが何を得たいのかを明確にすることです。ここがないと、例えば会社から引き留めに会って心が揺らぐとか、次の転職先を絞り切れない・決めきれないとなってしまう。
一つ前の段落から引き続きですが、転職活動はひたすら内省だなと思います。そのために書類作成や企業との面接を壁打ち的にやって、ジブンは果たして何がしたいのかを明確にしていきます。
ジブンが何を得たいのか。
・収入アップなのか
・社会貢献の実感なのか
・ライフワークバランスなのか
・裁量のある仕事なのか
・誰の何の困りごとにコミットしたいのか
こんな感じで思うことをバーッと書いていきながら、取捨選択や優先順位を付ける作業をしました。
働きながらの転職活動は、使えるリソース(特に時間)が限られていて結構厳しいなぁというのが実感ですが、それもこれもジブンの人生を前に進めるための投資だと思い、コツコツやることができました。
とはいえ、冒頭に申し上げた通り、初めての転職活動は一人でやらないで相性の良いパートナーを見つけて二人三脚で(うまく使いながら)やっていくことを私の経験からはお伝えしたいです。
壁打ち相手がいることは重要です。
次回は、書類選考~1次面接のあたりのことを書いていこうと思います。こちらも、今まで(所謂)就職活動をしたことがなかったので新鮮かつ、気づきが多かったです。ぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。
追記(2024.10.24)
転職体験記②はこちらから!
追記②(2024.10.30)
転職体験記③(ラスト)はこちらから!
いいなと思ったら応援しよう!
![ゆうちゃん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148384245/profile_e04a6aca953ab9ef8c25368bdf469357.png?width=600&crop=1:1,smart)