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転職体験記②-転職活動のスタンスを見直す-#78

前回の転職体験記①に続いて今回の②では、書類選考~一次面接の段階について書いていきます。前回の記事は以下からご覧ください。

本記事のメッセージは、

転職活動に臨むにあたり、企業の顔色をうかがわない。企業と求職者の立場は対等であるというスタンスを持とう。 

です。では、よろしくお願いします。


〇書類選考の通過率は3割程度

アドバイザーとともにキャリアシートと職務経歴書を作成し、ある程度形になった段階でどんどん書類選考に応募していきます。実際のデータとして、書類選考の平均通過率は3割程度なんだそうです。だから、まずは気になった求人に対しては応募しましょうとアドバイスを受けました。

私の当初のイメージだと、ここで働きたいと思える会社に絞って進めるものだと思ってましたが、それだと転職活動は進みづらいと。特に、就職(転職)活動の経験値がほぼゼロの私にとっては、その攻め方だとなかなか進まないということでした。

初期段階のマインドとして、企業がどのような人材を求めているのかとか、実際にどのような点に価値を感じてもらえるのかとか、面接で何を聞かれるのかとか。そういう空気感を感じるためには、求人情報を見ているだけではとても不十分で、実際に体験する外ありません。つまり、転職活動という活動をするというスタンスでいこうということです。(※これはあくまでも私のケースにおけるアドバイスです)

それから膨大に送られてくる求人情報に少しずつ目を通しながら、これは無しだなというものは削除し、迷うのはお気に入り登録、いいかもなと思えるのは応募というように進めました。で、最終的には以下の画像の通り、内定2社となりました。このうち、6件は書類選考に通過して、5社面接を受けています。(1社は内定後だったので辞退)

応募38件中、書類選考通過が6件。約15%の通過率でしたので、平均の通過率を下回りましたが、業種・職種ともに未経験の分野への転職だったこともあり、このような結果になったのかなと思います。

ステータス

転職活動をするというマインドセットの転換がなければ、苦労していたかもなと思うと、やっぱり初めての転職活動はサポート役がいた方がいいなと感じます。

〇転職活動の望ましいスタンス

アドバイザーとの面談の中で、結構腹を割って話せたなと思うのですが、そのうちの一つとして、私が企業への申し訳なさを感じている点をバッサリ切ってもらえたのはその後の活動にプラスに働きました。

どういうことかというと、必ずしも入社意欲が高くない中で、書類選考通過後に一次面接がありますが…企業側にも入社志望度がそこまで高くないけどわざわざ時間を作ってもらって申し訳ないという感情が私にはありました。私が採用担当だったら、応募してくんなと思っちゃいそうです。

ですが、アドバイザーの企業側も誰を採用するか選んでますよねの一言で、たしかに!と論破されてしまいました。

担当アドバイザーの考え方としては、企業と求職者の立場は対等であって、申し訳無さを感じることはないとのこと。企業も採用枠以上の求職者を選択肢として並べてから選ぶわけで、求職者だって自分に合った会社を選ぶことは当然の権利。入社意欲がないのに最終面接まで進めるのは必ずしも良いと言えないが、一次面接はまずは受けていった方がいいと言われて腹落ちしたのでそうすることにしました。

最終的には今回の転職活動で5社面接を受けました。(WEB:2社、対面:3社)順番は、①WEB→②WEB→③対面→④対面→⑤対面で、WEB面接をしたとことは落ちました。面接の不慣れな感じや言語化不足、求めている回答が得られない、話が長いなどが理由かなと振り返っています。もちろん、企業側が欲しているタイプではないということもあったろうと思います。

3社目に面接を受けたところに入社が決まったのですが、前半の2社で空気感を掴みつつアドバイザーと面談をしながらシフトチェンジを図ったのが大きかったなと思います。それもこれも悩むだけではなく行動に移したことが良かったんですよね。

〇百聞は一見に如かず、とにかく行動が重要

結局のところ、悩んでたって企業が自分に合っているかどうかとか、その会社で馴染めるのかどうかとか、結果を出せるのかとか分からないことばかりです。つまり、答えが出ないことに時間を掛けるのはリソースの無駄遣い。次につながらないことはやらない方がいいですね。

シフトチェンジできたのも行動によるものだし、内定に結びついたのも転職活動を始めて、書類作成や応募、見学、面接と行動したからです。転職したら一生勤めないといけないことはなく、どうしても合わなければ仕事を変える選択肢だってあります。無駄に悩まないことが重要だったりするんだと思うんです。

1次面接で、まあ聞かれるだろうと思ってはいたのが「なぜ福祉から異業種へ?」の質問。積み上げてきた時間の経過を端的に伝えることがとっても難しく苦労しましたが、1社目の面接から毎回必ず聞かれたので、相手の反応を見ながら情報を取捨選択してブラッシュアップすることができました。転職活動で語るエピソードは、積み上げてきた仕事の中から語らないといけないと思い込んでいましたが、仕事以外の私自身の体験からも伝えたのが、より私個人の言葉として届いたのかなと思います。 #本当にむずかった

その甲斐もあってか(?)←結局内定を蹴ることになってしまったけど
5社目に受けたところでは、面接の場で「今の時点で○○さんと仕事がしたいと思っている」と言っていただけることも。その言葉に舞い上がってしまって入社先を迷ってしまう場面もありました… #一番悩んでるのはお前だろ


そんなこんなで、人生初の就職(転職)活動を経験して思うことは、悩むのではなく行動を起こし、体験から学習していくことが重要だということです。そして、凝り固まっている自分のマインドセットを柔軟に変えていくことも併せて重要で、そんなことが伝わったら嬉しいです。

次回、転職体験記③(ラスト)では、ジブンの存在感をアピールするためにやったことについて書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。

追記(2024.10.30)
転職体験記③はこちらから!


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ゆうちゃん
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