見出し画像

あなたのこころに余白はありますか#46

長女がジジババの家に行きたいと言うので行ってきました。とはいえ、関東地方から新潟県へおよそ350kmの長旅です。妻、次女も合わせて4人で車で帰省。

高速道路を利用して帰るのですが、渋滞に遭遇するたびにいつも思います。渋滞ってなんで起こるの?と。今回は別に渋滞が起こる仕組みを説明したいのではないのです。ですが、一応渋滞の定義を共通認識とするために、参考記事を以下に貼り付けますのでご覧ください。

渋滞には大きく3つの種類があります。

  • 交通集中渋滞

  • 工事渋滞

  • 事故渋滞

今回は“交通集中渋滞”を一つ取り上げていきます。


○交通ルールの認識が人それぞれ

普段車で移動する機会が多いのですが、結構自分ルールで走行している人が多い印象があります。例えば、十字路で一時停止しているときに優先道路側がこちらに入ってきたい場合があります。私の方は停止線で止まっているので、優先道路から入ってきてもらって何の問題もありません。ですが、よくよくあるのが優先道路側の車両が右折のウィンカーを出して止まっているのです。しかも「どうぞお先に行ってください。譲ってあげますよ。」と言わんばかりの表情で。何か合図があるならまだましなのですが、なんかニコニコして止まってくれちゃう人が結構います。

私としては判断がつかずに困ってしまいます。行っていいもんかと…もしかしたら相手もタイミング見ているだけで、両車両が同時に前進するというパターンもあるかもしれません。こちらも様子を伺わなければならないのですが、かなりのタイムロスです。優先道路がルールとして決まっているので、みんなそれを守っていれば無駄な駆け引きは不要です。

これはルール(道路交通法)ではありませんが、高速道路走行中の上り坂での減速も結構ストレスです。道路上にもあれだけ減速注意の看板があるにもかかわらず、だいぶ減速しています。感覚で走るからそうなります。メーター見てますか?と言いたくなります。また、最近の車両は自動追尾機能や速度維持機能など運転補助機能が備わっています。そういうものを活用してなるべく一定速度で走れると良いと思っています。

減速注意

○マナー悪すぎ問題

運転のマナーも人それぞれで困ることが多いですよね。特に高速道路では顕著です。高速走行時は十分な車間距離を取ることと、ウィンカーも結構早めに出して長めに意思表示をする必要があります。私は前方車両からしっかり距離を取っているのですが、その隙間に対してウィンカーも出さずにスッと入ってくる人がいます。事故を起こさないためになるべく緩やかに減速をして車間距離を取るようにしますが、それでもイラっときますし、後方車両もオっと思いブレーキを踏むこともあるでしょう。

上記の上り坂での減速もそうですが、ほとんどの渋滞は前方車両の減速がバケツリレーのように後方へと伝わることで起こります。なので、例えば前方車両との間隔があいたときにぎりぎりまで詰めるとか、エンジンブレーキではなくブレーキペダルを踏みこんでしまうとか、上り坂で無意識のうちに減速しているとかいったことのすべてが渋滞を引き起こす要因となるのです。

○心のゆとりが必要

誰しもが渋滞を望んではいないはずです。高速道路は高速で止まらずに走りたいですし、一般道でも一つの信号を超えるのに3回も4回も停止したくはありません。みんな渋滞の原因なんていうのは分かっているはずです。でもなぜ渋滞は起こり続けるのか…それは運転に集中しすぎてしまって周りを見たり周りのことを考える余裕がなくなってしまうから。

あまり車間距離が開いていないところにスッと入り込んだらどうなってしまうか、上り坂が見えてきたけどアクセルを強めに踏もうと思わない。自分がされたらクソっと思うはずなのに、それを平気でやってしまう。思ったよりも進みが悪いと、少しでも早く進みたいとか行ける時に行っちゃいたいと思う気持ちは私もあります。ですが、それによって事故を引き起こしたり、渋滞を生んで結果として時間をロスすることもあります。

心にゆとり(余白)がないとそういうことはできないものです。高速道路の運転、車の運転という時点で普段と違う精神状態になってしまうこともしばしばです。やはり何事においても余白(とか遊びとか)が大事です。本来見えるものも見えなくなってしまう。時には事故につながり命の危険にさらされてしまう。そうすると自分の有限の時間を無駄にしてしまいます。急がば回れ。余白です。

●まとめ

今回の記事では結果として渋滞の話はあまり関係ないのかもしれませんww
つまるところは、気持ちに余裕をもって他者を思いやることが大事ですと当たり前のことを言いたかっただけです。
他人の気持ちを汲み取りすぎることは不要ですが、他者への配慮をした行動を常にしていれば、結果として自分の時間やチャンスが訪れるものです。

そんなことを高速道路の渋滞に遭遇しながら考えた日でした。
もっとみんな速度維持してよ~と心の中で何度も叫びましたが😢

とはいえ、そう遠くない将来は制限速度の上限がもっと上がったり、自動運転の本格導入も進むことで人間が速度管理をする時代も終わりに向かうかもしれません。趣味として車を楽しむ方は面白くないかもしれませんが、一つの移動手段としての質は向上すると思います。中央管理型の道路走行システムなんかも無駄な“渋滞”という時間を私たちから取り除いてくれるかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは発信者としての学びのために使わせていただきます!