![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56537087/rectangle_large_type_2_84a6a25a37102f7d72fb1e7821c4bc43.jpg?width=1200)
#ふとまに 百七
#ふとまに 百七
*読み下し
すのよろは
をけのとんとの
かゆうらに
のりゆみはしら
うたうよろこひ
*書き下し
下の慶は
朮のとんとの
粥占に
乗弓走
歌う喜び
*意訳
下々の者たちの楽しみと言えば、
『をけ』という
『穢れを祓う炎(とんと)を焚いて清める儀式』のときに、
『かゆうら』という
『その炎で焼いた餅を粥柱として粥に入れ、餅に付いた米粒の数で占う儀式』とか、
『のりゆみはしら』という
『馬に乗りながら弓を射る競技』とか、
『うた』を詠む歓びとか。
*十楽註
まさに、いにしゑの一般庶民の素朴な『娯楽』が、愉しげに綴られたひとうたです。
・
私たちの知らない言の葉ばかりですが、何かの隠喩(暗示)である可能性もあり、さらなる研究が必要と思ふてをります。
【参考資料】
①ふとまに解読ガイド
https://gejirin.com/futomani.html
②ホツマふとまにカード128
ふとまに百二十八(ももふそや)歌