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ベッド周囲の福祉用具


 寒い日が続きますね。寒いと何をするにも億劫になりやすいですが、小さくても積み重ねていきたいと思います。
体調の崩しやすい季節なので皆さんもお体にご自愛下さい。


特殊寝台(介護用ベッド)


 ベッドの背部や脚部傾斜させ、起き上がりやリクライニング姿勢をサポートをします。また、ベッド全体の高さを調節することで、立ち上がりや車いすへの移乗を容易にします。介助者の負担軽減にもつながります。

電動タイプ。リモコンで各部位の昇降操作を行う。

サイドレール

 ベッドからの転落防止、寝具のずれ防止が主な目的です。取り外しが簡単にできます。強度は高くないため、寝返りや起き上がり補助にはベッド用手すり(グリップ)を使用します。 ベッド用手すりはしっかり固定されており、介助の際にも支持性がありぐらつきにくい特性があります。

サイドレール
ベッド用手すり

マットレス

 柔らかすぎると、起き上がりや立ち上がりが困難となるため、適度な硬さが必要です。

エアマット

床ずれ防止用具

 体動が困難な人の体圧分散を行い、褥瘡(床ずれ)を予防します。
種類: 簡易なマットレス、エアマット、ウレタンフォーム、水、ゲル製など。

 ベッド用テーブル

 ベッドの下に潜り込ませ使用。
食事、作業活動する際に使用されることが多い。

スライディングマット

 ベッド上での体位変換や移動を容易にし、介助者の負担を軽減するシーツ。

スライディングボード


 ベッド⇄車いす間の移乗時に用いるプラスチック製の板。
臀部を滑らせることで座位のまま移動できます。

クッション

 四肢や背部などに差し込み、体位の保持や除圧を行います。

クッション
クッションなどを挟み込みポジションを安定させる。

介助用ベルト

 腰や臀部に装着し、介助者が握り部分を持って立ち上がりや移乗を補助します。

起き上がり補助装置

 布団向けに使用。狭い寝室や特殊寝台が導入できない環境で使用可能です。


 今回はここまでです。ありがとうございました。



※試験の内容が全て網羅されているとは限らないためご注意ください。

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