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Her eyes were like a earth ②


地球色の目をした彼女は僕に言った。

「そんな絵を描いてるだけでたのしいの?
どうせなら私と喋ろう」

人見知りな僕には
拒否権等はなく。
そのまま連れていかれるまま
図書館のベランダに出た。

いつのまにか風が気持ち良い季節になっていた。
僕はそんなことも気づかずに
毎日を過ごしていたと思うと
勿体無い気もしたが。

彼女の金髪の髪が揺れていた。

どこでも嗅いだことのない
シャンプーの香りがした。

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