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【大学生一人旅】総括、1ヶ月ヨーロッパ旅行した感想とは

はじめに

この旅はすごく長い距離を1人で回ってきました。
最近だと、ヨーロッパ旅行に限らず世界中を旅している学生は山ほどいます。
みんなが行く旅行が同じような旅路であっても、それぞれ感じ方は違うでしょうし、その学生全てが見たいものを見るために長い旅路過ごしています。
たくさんの中の一人でも、参考になれば幸いです。

アテネ → イスタンブール → ローマ → フィレンツェ → ヴェネツィア → ブダペスト → ウィーン → プラハ → クラクフ・ワルシャワ → フィンランド → ストックホルム→ ドルトムント → ベルリン → フランクフルト

旅行の意義

最近、旅行ってなんだろうなって考えることが多いです。社会人になる前は学生最後の旅行だから」とか、「社会人になると旅行行けなくなるかも」って焦る気持ちもありましたが、実際はもっとシンプルに「絶対に行きたい場所があるから行く」って感じだと思います。

もちろん、有名な観光地を回るのも大事だけど、個人的にはそれだけで満足するわけじゃないです。もっと刺激的な場所、ふとしたことで知った行ってみたい街が一番楽しいって思っていて。

それを考えたときに、やっぱり有名なスポットを一通り回ってからじゃないと、次に行くニッチな場所の魅力も感じにくい気がします。そう言ったところで今回の旅行は、これからの世界を学ぶための足がかりという意味合いもありました。

例えば、システィナ大聖堂を見ずに他の場所を回る意味があるかっていうと、やっぱりちょっと物足りないですよね。
こうした名所をしっかり押さえた上で、次の場所への興味も湧いてくると思っています。人生で歴史や文化についてもっと学んでいけば、行きたい場所も自然と増えていくし、この旅はそのスタートに過ぎないと感じています。

あと、やっぱり学生最後の旅行という意識はありました。
もうこんな時間は取りずらいだろうなぁ、なんて。
いつかの未来を感じながら世界を旅する。それだけで意味があると思います。学生で過ごす旅はそれだけで閉ざされた未来を感じるからこそ、なんとも言えない儚さがあると思えてします。(日本だと特に休暇とかはなく働き始めたら、自己都合で止められないイメージがありますしね、、。)

1000kmの旅とは

すごくしょうもない告白ですが、今回ブログで「1000kmの旅行」とつけていたのは、これは移動距離のことでした。

30日間で20都市を回ったので、合計するとかなりの距離を移動しました。もちろん、距離自体に大きな価値があるわけではありません。

この旅を通して感じたのは、ヨーロッパの多様性のすごさ

一言でヨーロッパと言っても、国によって文化や雰囲気が全然違います。特に経済や政治面でも、各国が抱える問題がそれぞれ違っていて、見るべき視点がたくさんあります。

商品の値段や、通貨が違ったり、移民問題や国の政策にも違いがあって、ただの観光だけでは得られない気づきがあったんです。

その中で感じたのは、やっぱり「世界を見ること」の大切さ。大学生のうちに、もっと視野を広げておいた方がいいなと改めて思いました。

世界を旅して、実際に自分の目で見ることで、考え方が深まるし、解像度が高くなるんだなって実感しています。
また、そうしたことが社会に出てみるものが変わった時に新たな発見や興味にもつながるはずだと、思っています。

旅って辛い

正直、旅行って思ったよりも辛い部分も多かったです。
最初のうちは、ずっと「移動がしんどいな…」と思ってましたね。バックパッカーってやっぱり大変だなと、、
でも慣れてくるとその分感動も大きくなりました笑。
(2週間目くらいからそこそこ大変さにも慣れてきたっという感じです)

加えていうと、旅の途中で将来のことを考えて、不安になったりもしました。「これからどうやって生きていくんだろう」って考え込んだり、逆に「まあ楽観的に行こう」と思ったり、感情の波が激しかったです。

刺激中毒になっている?

この旅を通して感じたのは、ちょっと「刺激中毒」になってるんじゃないかということ。20歳でこれだけの世界を見ちゃうと、「次はもっとすごい場所はないかな?」って思っちゃう自分がいて、これからどうやって生きていこうか不安になることもありました。

でも、これは仕方ないのかもしれません。今の時代、SNSやネットが支配する中で、どうしても情報や刺激が溢れていて、ドーパミンが常に分泌される状況ですからね。その中で、どうバランスを取るかが大事だなと感じます。世界を見て、いろんなことに興味を持つことで、今後の人生でも興味の幅が広がっていくと思います。

キャリアと未来について

この旅行を終えて、思ったのは、「もう一度、この感動を超えるために戻ってきたいという目標ができたことです。現代では、刺激を追い求めることが当たり前になっているからこそ、20歳でこんな経験をしたのは幸せでもあり、ちょっとした不幸でもあるのかなと思う時もあります。でも、やっぱりそれが自分の成長につながるはずだから、良しですかね笑。

社会人になったら、どうしても最初の数年はスキルを磨くことが優先されて、自由に動ける時間が減ってしまうと思います。でも、それも一つの「人生のフリ」だと思うんです。最初は辛いこともあるけれど、その辛さが新しい発見を生むんだろうなと感じています。

焦らずに積み上げていく

まだ人生の20%しか終わってないので、焦らずに積み上げていきたいなと思っています。できないことが多い方が、逆に人生は面白いし、今後もっと学びたいことが増えてきているので、楽しみながら成長していきたいです。

最後の最後に

振り返ると、この旅行も日記も、どちらも長い時間がかかりました。旅行からもう10ヶ月経ち、社会人生活も6ヶ月が過ぎました。でも、やっぱり卒業旅行が人生のピークだとは思えません。まだ行きたい場所がたくさんあるし、今後も休みを取って新しい場所を訪れようと思っています

学生時代の「時間がある」って本当に貴重だなと実感しています。社会人になってからではできないことも、学生のうちにたくさん経験しておくべきだと強く思いました。この先、どんどん世界を見て、感じることを大切にしていきたいですね

PS. 社会人になってから
私はというと、現在、富士通というSIer企業で働いています。
(言っていいんだろうか、、)
世界で働ける可能性があり、企業にしがみつけない(別にずっと働き続けたいような風土の企業じゃなくて、、)、比較的社内で海外に行きやすいという理由でこの企業を選びました。
(モノづくりが好きというのも理由として大きいです)
コードの海に埋もれたり、経験も積まないといけません。まだ今年になってから海外旅行には行けていません。
まあそれもいいんじゃないでしょうか。
どうせ、海外に行きたくなるのが我々なんだと確信しています。

また海外行きたいです。。。

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