研究を通して気がついたのは、日常生活の多くは、ほんの少しの時間でできるということだった
今回も、アカデミックと絡めた話を。これまで、研究に取り組むことが、自分にとっての主軸であったわけであるけど、研究を通して学んだこと、役立ったことって何だろうと考えてみた。
いろいろとある中で、1つは、研究は時間がかかるということだった。例えば、私の場合、1時間研究したとしても、得られる成果はほんのわずかである。1行も文章が書けないことだってある。大体、2-3時間はないと、自分がしっかり取り組んだとは感じられない。そして、それを、日々繰り返し、何年も継続することで、何か大きなことを達成する。それが研究なのだと思う。
一方で日常生活はどうか。すぐに終わることが、非常に多いと思う。例えば、家事。アイロンをかけたり、掃除したり、料理したり、どれも面倒だなとは思う。でもやってしまえば、一瞬である。研究と比べれば、短時間で成果が得られるのだなあと最近は感じる。
何をやるにせよ、おそらく一番時間がかかっているのは、自分の気持ちだと思う。「面倒くさいなあ」と感じている時間が長いのである。ただ、やってしまえば、すぐに終わる。ということで、あれこれ考えすぎずに、まずやる、すぐにやってしまうのが大切だと思う。
研究に疲れたら、何か簡単に、すぐに成果が感じられることをやってみるのも、1つの方法。ぜひ試してみてください。