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情動を再起動する

コミュニティ・カフェにて
防災イベント

お手伝いでサポートさせていただく機会を得た

場づくりで、生成するものとは?


①非常食の味くらべ

そのまま食べられるご飯やアルファ米、パンなど手軽さあったり、色々な味があったらさまざま。食べなれているご飯やパンとは、触感は違うも味わいは同じだったりする。
普段から食べる機会があるとすれば、山登りをしていた時期がある。
いかに荷物を軽量化出来るかで、アルファ米などを選んで山で食べた記憶がある。
日常で食べるおにぎりより、山で食べると最高に美味しい。
なぜ美味しいのか?
疲れた身体は正直で、エネルギー、カラダが本質的に欲してるからだろうか。
どんな状況で、どこで食べるか、同じものが美味しくもなるし、おいしく感じないこともある。


②ダンボールトイレ作りにチャレンジ

簡易トイレは組み立てる前に買って置いといてあるが、使ったこともなけらば、作り方もわからない。
2リットル×6本用の段ボール2つ、ガムテープ、カッター、ゴミ袋があれば簡単に作れる。
いざ、作ると簡単に出来るし、段ボールの大きさや硬さでも感触は大きく変わる。
いざ座ってみると、もう少し安定性があったほうがいいななど意見も出る。安定を増すにはどうしたら良いか、ラップの芯を支柱に見立て使うとかなりの強度が増す。
また便座を一人一人使えるように個人用の便座が欲しいなど。
など色々な意見も出て、
理想的なものに近づけるために工夫を凝らしていた。

日常と非日常と、別の世界
災害は意識したくない世界。
遠ざけてしまい見えないように意識しないように、そんな世界を見つめる。覗いてみる勇気も必要だ。
災害は体験したことがなく、実際の状況では物が倒れてしまい安定した、広い場所もない。自身も怪我で負傷していて動けないかもしれない。いつ何が起こるかわからない不確実な世界で、
想定しても、実際には同じようにいかないことに気付く。

それでも一つ体験を通し、型取りでカタチを作っておけばアイデアが生まれたり、一つのパターンをオリジナルなものに変えたり。
場づくりで得られる体験は、そのものの課題解決ではなく、
その場、その空間に起こる、生成的な世界を作りあげる。

場づくりで実践、実験することは、自身の内面にある情動・衝動を掻き立て、気づき、発見する。
再起動させる。


お忙しい中、記事をご覧くださり、ありがとうございます。


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田中文人 @余白をデザインする
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