心に染み入るバッハ Yuan Sheng
偶然に、Yuan Sheng の演奏するバッハを聴きました。パソコンのお勧め動画です。すぐに引き込まれ、頭は空っぽに、でも心は満たされて、これぞまさしく「幸せ」というもの。猛暑などどこ吹く風です。
見出し写真は、近くの夏の海です。
初めて聴いた Yuan Sheng のバッハはパルティータで、聴いてすぐに、これがまさしくバロックだと感じました。バロックのことなどあまり知らないのに、そのように感じたのです。 初め、Yuan Sheng が弾くピアノの音が、
チェンバロの音に聴こえてきたのです。今まではバッハの曲を聴いているときに、これはバロックの曲だと意識して、そのように聴いてはいなかったということなのです。
Yuan Sheng のバッハは、曲の初めから終わりまで、透明な骨格で制御されています。曲は透明な巨大な構築物のなかで、厳かな雰囲気の宮廷と草原の村の小さな教会と、王侯貴族の華麗な舞踊と村人たちの楽しいダンスと、洗練された豪華さと庶民の明るさとが、入れ代わり立ち代わり目の前に現れては消え、次々とその風景が変化してきて、当時の宮廷や村の暮らしが頭の中で繰り広げられていくのです。
歯切れの良い音が小波のように次から次へと打ち寄せて来ては、アクセントのある強烈な音がたまに響いてくる心地よさ、気怠いような貴族の退屈さがあったり、爽やかな春風が心地よく吹いてきたりと、いつの間にか、曲に集中して聴いているのです。バッハのパルティータを一音も聴き逃さずに集中して聴くなんて、今まではあり得なかったことですね。
(パルティータ全曲2時間25分)
Yuan Sheng のパルティータがあまりにも素晴らしかったので(本当に虜になりました)彼が他に演奏している曲も順に聴いています。Yuan Shengは、いろいろなバッハの曲を演奏していて、そのすべてがパルティータと同じで本当に素晴らしいのですよ。
音楽は音で成り立っていますよね。音というのは何を乗せて私たちの耳に届いてくるのでしょうか?
多分ですが、私たちのまだ知らないことがたくさん、音には含まれているのではないでしょうか・・・その曲を聴いただけで幸せを感じられるということは、それを感じ取る私たちの感覚を刺激する何かが、その音には含まれているということですから。
音は言葉を介さずに何かを伝えることができて、しかも、音は瞬時にたくさんの情報量を伝えることもありますよね。聴く人がもし、それを受取ろうと意識するのであれば、音が伝える情報量はどんどん増えていくのです。
Yuan Sheng のバッハを聴いていて思うことは、そこにはすべてがあるということ。Yuan Sheng のバッハは宇宙そのものであり、地球の大自然そのものでもあり、生きとし生けるものの営みすべてであるということ。
Yuan Sheng のバッハは、私をいつも「幸せ」に連れて行ってくれますよ。
Yuan Sheng のバッハを聴くと、私の身体のリズムが、幸せの周波数に整うのです。Yuan Sheng のバッハは、幸せの周波数を発しています。
私のスマホにはオフラインの曲がたくさん入っていまして、最近はもちろん
Yuan Sheng のバッハが加わりました。畑でずっと聴いています。
バッハとYuan Sheng と里山エネルギーの応援があれば、この夏の猛暑は乗り切れますね! 私はただの音楽好きですが、バッハさんとYuan Shengさんこの二人の組み合わせから、たくさんの勇気を頂いています。
バッハは深い、どこまでも深い。
そして、Yuan Sheng が持つ周波数は高く、それは幸せ周波数であると思いますよ。