趣味でジャズピアノを始めたときのこと
今日は、気分を変えて、
趣味の話をしてみようと思う。
こちらの記事でも少し触れたが、
私は、8年くらい前から、趣味でジャズピアノをやっている。
始めたのは、ちょうど、
ふたつ目の職場を辞めたタイミングだ。
始めの2年は、地元のジャズピアノ教室に通った。
子どもの頃、ピアノを習ったことはあったが、
コードの知識は殆どなかったし
(例えば、C 7の構成音は「ドミソシ♭」)、
“ 「ドレミファソラシド」を
12のkey全てで弾いてみて ”
と言われたとしても
(例えば、keyが Fだったら、「ファソラシ♭ドレミファ」となる。)、
弾けないkeyのほうが多かった。
とにかく、基本的なこともままならない状態で、
その後も、それを放置したままレッスンに通っていたため、
レッスンを重ねるごとに、だんだんと
ついていけなくなってしまい、
楽しいはずの趣味が、苦しくなってきた。
(基本ができていない状態で、
元々あるコードトーン[構成音]の上につけ加える、「テンション」と言われる音が入ってきたり、
オルタードスケールというような、
聞いたこともない音階が出てきたりするから、
頭の中が混乱してしまうのだ。)
「これはもう、基本的なことからやらないとダメだ。」
という結論に至った私は、
自分の意思でレッスンを辞め、
スケールやコードなどを自分で練習するようになった。
その頃たまたま、
ブログを見ていて知った、
『ジャズピアノ初心者対象のオンラインレッスン』が目に留まり、
ほどなくしてこちらも受講した。
オンラインレッスンを受けることで、
何をどういう順番で練習していけばよいのかの道筋が見えてきたので、
単調な練習も、
根気よく続けることができた。
テンション入りのコードの押さえ方、
スケールなどを
コツコツ練習した。
あとは、
曲をコード分析して、そこから、使えるスケールを導き出し、
曲中で、スケールを使ってアドリブすることや、瞬時にコードを押さえられるよう、練習を積み重ねた。
単調な練習だったが、
毎日やっていると、コードワークにも手が馴染んできて、
良く出てくるコード進行なんかは、
無意識レベルで押さえられるようにもなってきた。
といってもこのころは、
テーマ、アドリブ…と
一曲を通して演奏することは、
まだまだおぼつかない状態だった。
でも、勇気を出して、
『ジャムセッション』というものに出かけた。
そもそも『ジャムセッション』の存在すら知らなかったから、
どこでやっているのかも見当がつかず、
思いつきで、
ジャズを演っている人のブログを探した。
自分が通える範囲内にあるお店の情報をもらおうと思ったからだ。
初心者でも行けそうなお店の情報が知れたなら、
少しは、参加のハードルが下がるのではないかとも思った。
そう、私の住む地域は、田舎だからなのか、
ジャムセッションをやっている場所がひとつも無かったのだ。
そして、ブログでたまたま見つけたかたが、すごく親切なかたで、
メッセージをするとすぐに、
お店の情報を丁寧に教えてくださった。
そして、初ジャムセッションに参加することとなる。
長くなったので、
続きは次回に。