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タワマンの低層階に住んでも卑屈にならないわけ

一昨日投稿したnote"それでも、タワマンが好き"
がnote初心者の私史上でたくさんのスキをいただいたので、調子に乗って今日もタワマンネタをお送りしたいと思う。

ありがとうございます♡

タワマンキャラになりたいわけではないのでたぶんこれが最後のタワマン話。
(今後は数学、子育て、教育の話をしていきたいです!)

子育て中なのにタワマンに住んでいる

タワマンというのはいわゆる独身貴族のようなイメージを持たれることが多いかもしれない。

たしかに、子育ては郊外の自然あふれる環境の中でできたら最高だと思う。コロナで夫が在宅勤務になったときは真っ先に地方への移住を思い描いたし、私自身、結構な田舎育ちなので、田舎でできる子育ての良さはいくらでも語れるだろう。

川と田んぼに挟まれた、無駄に広い実家だった。妹ととってきたおたまじゃくしがカエルになって逃げられてしまったときは家中をギャーギャー言いながら探したし、父が畑で趣味で飼っていたウコッケーの雛がかえる瞬間を目撃したときの誇らしい気持ちは忘れられないし、母とケンカして外に飛び出したときには満天の星空が私を照らしてくれた。

それでも私がその宝物のような思い出を振り返って何より大事だったと思うのは、自然の中で過ごしたことではなくて、家族で過ごした時間なのである。

時間が作れる

夫の会社から近い(徒歩15分)のがこの家を選んだ1番の理由。タワマン乱立の湾岸エリアなので、高層マンション以外の選択肢は少なかった。おかげで夫は激務なわりに毎日娘に1日1冊の絵本を読んでやる時間くらいはとれている。

更に、低層階だと、エレベーターで過ごす時間がほんの一瞬ですむ。タワーマンションのエレベーターはとにかく長い。外出を急いでいるときに途中から人が乗ってきたときは、ちょっと焦る。
低層階に住むことで少なくとも1回1分は節約ができる。1分を甘くみてはいけない。
1日1回少なくとも外出するとして、1日に2分の節約。
2×365÷60≒12
なんと、年間にすると少なくとも12時間もの節約ができるのだ!!!
(数学教師の私がこんなテキトーで簡単な式を得意げに記事にしていることがちょっとおもしろく、恥ずかしい)

選択肢が増える

朝の通学通勤時間帯は、やはりエレベーターが混んでいて乗れないときもある。そんなとき、私は階段で下までダッシュで降りる。
なんとなく1人で歩きたい気分のときも、階段を使う。
階段を使えるという選択肢がある。
学生の時、教師から「勉強したら将来の選択肢が増える。」なんて散々言われたものだけど、選択肢が多いほうがやっぱり嬉しい。

安い!!

低層階の良さはなんといっても高層階より安いこと。
同じマンション内では、階数よりも床面積で値段の幅が変わっている気がしているし、マンションによってその幅も違うのでなんとも言えないけれど、前述のメリットにみんなが目を向けられる世界になったら、今後低層階のほうが価値が上がることもあり得るのではないだろうか。

地位財ではなく、非地位財に目を向けよう

経済学者のロバートフランク氏が提唱した、地位財、非地位財の概念がある。
人との比較によって得られるブランド品やステイタスなどを求めるのが地位財、そうでないものが非地位財だ。
地位財による幸福は長続きしないのに対し、非地位財による幸福は長続きする。

私は別に、人と持っているものを比較しないような素晴らしい人格者ではない(妊活中に妹が先に妊娠したときは嫉妬に怒り狂ったり)のに、非地位財に注目してみると、むしろ低層階のほうがステキに思えてくるから不思議。

もちろん、高層階はかっこいい。高層階からみる夜景はきれいなんだろうな。
それでも私は、タワマンの充実した共用施設は存分に使えて、警備などの安心感も享受でき、時間も選択肢もお金も増える、そんな低層階が、大好きだ。

noteの毎日更新を目指しているが、今日は0時を過ぎてしまいそうで焦ったな。

明日でようやく10記事目。
スキ!やフォローをしてくださった方がいらっしゃったおかげで、日々育児や家事に追われている私でも続けられた。
ありがとうございました。

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