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愛で溢れていた

あなたで溢れる日々がくるとは思わなかった

僕には好きな人がいたし

君にも好きな人がいた

お互いに好きな人と一緒にいた

僕らは気が合っていた

最初に会った時に同じグループの中で誰がいい?って質問に2人ともお互いを選んでいた

特に意味はない、ただ気にはなる存在

月日は流れて君は君の好きな人と離れてしまった

相手が浮気をしていたとのことだ

ひどいねと思ったがそこで感情が揺さぶられることはなかった

僕はまだ好きな人と一緒にいた

さざなみのような穏やかな恋愛だ

そう僕は思っていた

この日々がずっと続くと思っていた

でも相手はそうは思っていなかった

好きという言葉でごまかし本当の部分で話し合うことが出来ていなかったからだ

ずっと恋愛がしていたい僕のわがままにも耐えられなかったんだと思う

結婚という表現に当時はピンときていなかった

月日が経って僕も好きな人と離れてしまった

付き合いが長くなってしまって関係性が曖昧になってしまっていたからだ

別れると言われた時に僕は悲しかったけど嫌だとは言えなかった

本当に好きだったのかもわからなくなっていた

きっと愛情から友情のような気持ちに変わってしまっていたんだ

遠距離もあったが7年一緒にいたはずなのに

それからしばらく何もない日々が続いた

ただ同じグループで遊びに行ったりはしていた

友達としては楽しいとは思っても恋愛感情はなかった

つづく

長くなってしまいそうなのでまた書きます





最後まで読んで頂きありがとうございます😊✨ 楽しんでもらえて嬉しいです^ ^ 沢山良い記事書けるように頑張ります!