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カフェのこちら側でたばこを吸うおれ ガラスの向こうはパントマイムの世界 おれはまるで家で一人テレビ番組を観ている気分でここに立つ ウラジミールがこちらを見つめる 本音を隠すならおれもあんたも同罪だ
絶望の果てで 虚無と戯れておりました所 永遠の夜が酒瓶を片手に こちらへ歩み寄ってきました 私は彼も仲間に入れて しばし 酒を酌み交わしました 永遠の夜は私を暗闇に閉じ込めて 一切光を与えてくれませんでした 私にとってはそれがよかった 外の光はあまりにも眩しすぎた 私は誰も見たくないし 誰にも見られたくなかった とかくに人の世は住みづらいと かの文豪も申した通り 私はとても世の中では生きられないと思っておりました そんなわけで自室の六畳間に引きこもって 涙と悲しみ