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#短文

おれのともだち

壁に蹴ったボールがトゲに刺さって 萎んでいくように 張り合いのない日々が続くけど 跳ね返ってきたところで 受け止められる自信もない あの頃は良かったの あの頃だけが増えて 今日この頃が見当たらない 落ちていく視力 増えていく体重 先が見えないまま 足取りは重くなる 何のために生まれて 何のために喜ぶのか わからないまま終わりそう 言葉を知ることで世界が広がると信じていたのに 気づけば言葉に縛られて 目の前の愛にさえ気づけない 夢の中ではおれは最強 タイムマシーンに乗