【中学受験国語】テスト時にパニックにならないためにすべきこと

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パワー読解新宿・大阪国語

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今津です。

大阪・十三で書いています。

今回は、「試験時にパニックとならないためにどうすればいいか」をお伝えします。

ワタクシは国語屋さんですので、国語に特化したお話をしてまいります。

【読んでも読んでも理解できない】

これ、とても困ります。

まず、そうならないための普段からの対策を考えてみます。

説明文・論説文で「何を書かれているのかよくわからない」場合です。

説明文でこのような状況に陥るのは、そのジャンルについてよく知らないときに何を書かれているかよくわからない、という場合です。

例えば、哲学系の文章が出題されたとします。

哲学というのは、別にアリストテレスがどうだとか、そういうものではありません。

ものの考え方が哲学だ、という認識をお持ちいただければと思います。

哲学の文章にあまり触れたことのないお子さまの場合、そもそもこの文章のオチが何なのか、またどのような話の展開なのかがさっぱり見えないことがよくあります。

試験本番でそのようなことがおこればパニックになってしまいます。

心を落ち着かせて何回も読んではみるものの、ますますパニックになってしまい、結局何もわからずじまいになってしまいます。

こうならないために、普段からある程度の文章、つまり本を読んでおくことです。

説明文ならば哲学系や自然科学系、語学系などをしっかり読み込むことです。

おススメはちくまプリマー新書です。

一般的にはマイナーな新書ですが、中学受験ではかなり頻出です。

字を読むのがそもそも得意ではないだとか、読む時間がないだとか、読むスピードが遅くて埒があかないということでしたら、ぜひウチの教室にお越しください。最短で2週間、通常ならば3カ月から6か月で解決できます。

小説の場合も同様で、普段から心理描写について自分なりに分析していくクセをつけておくことです。

これもある程度の読書量が必要です。

同様にお困りの場合はウチの教室にお越しください。

【あと回しにする】

月並みな対策となりますが、その大問はあとまわしにしましょう。

昔、本当にあったことなんですが、とある中学をまったく同じ日程でA君とB君が受験しました。

その中学のその日程の国語のテストの大問１が、とても難解で読むのに苦労してしまうような内容でした。

その中学にほぼ受かるであろうと思われていたA君が、そこでテンパってしまい、国語の出来がメチャクチャになって最終的に他の教科にも悪影響が出てしまいました。

A君は残念な結果となり、別の中学へ合格・進学していきました。

一方、その中学はちょっとしんどい状況だったB君。

大問１を見て、これはたぶん自分には解けそうにないと早々に悟って捨て問認定をし、大問２を先に解きました。

大問２は大問１と違い、比較的スッと解ける内容でした。

おそらく、大問１の難しさとのバランスを取っていたものと思われます。

B君はその後の算数などの教科もスムーズに解答していき、最終的に合格・進学しました。

普段の出来からすると、A君が合格してB君が残念な結果になるはずでした。

運命の分かれ道は、大問１を捨てて先に大問２に取り掛かれたかどうかでした。

このようなことはよくあることです。

ところが、解く順番を戦略的に考えるのは、小学生にとってカンタンなように見えて意外に難しいのです。

普段からそのように冷静な判断をする習慣をつけていれば、B君のような逆転も可能となります。

「そもそもこの問いは正答率が低そうだ」と見抜いて捨ててしまうことも手です。

普段からそのような分析をしていくクセをつけることも大事です。

しかし、もっと大事なことは「出題者の意図を見抜く」ことです。

出題された問題を全体的にパッと見て、全容をぼんやりとでいいので捉えていくことです。

これをするのって、実は右脳を鍛えると比較的やりやすくなります。

一見うさんくさいことを言っているように聞こえるかもしれません。

しかし、右脳の仕事は「物事の全容を捉えてイメージする」ことです。

右脳を鍛えると、鍛えていないお子さまと比べて圧倒的に全容把握がしやすくなります。

このことは塾では行っていません。

ウチの教室で行っているパワー読解ではそれを行っています。

ご存じのように、入試では満点を取る必要はありません。

学校にもよりますが、一般的に5割から8割程度の得点で合格できます。

テスト時に、できなさそうな問題に時間と労力を取られることほど、馬鹿馬鹿しいことはありません。

そのあたりの判断を的確に、なるだけ瞬時にできるようになるべきです。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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