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【中学受験】塾なしで受験の準備はできるか?

東京・大阪・名古屋の中学受験国語専門塾

パワー読解新宿・大阪国語

https://osaka-sokudoku.jp/jukenkokugo/

今津です。

大阪・十三で書いています。

今回は、塾屋さんとしてはタブーの内容に、ホンネモードで迫ってみたいと思います。

「塾なしで受験の準備は可能か?」

結論から申します。

条件によってはできなくもないです。

では、どのようなときに塾なしで受験は可能かを述べていきます。

【読解力は必須】

まず、塾なしで受験をする場合、読解力がないといきなりゲームオーバーとなってしまいます。

読んで理解する力があってはじめて、勉強が成立します。

算数ですら、読んで理解することが大切です。

決して計算が得意だから算数も得意ということではありません。

中学受験独特のやり方を理解するのに、教えてもらってできるようになる他に、読んで自分で考えるやり方もあります。

塾に行かないと教えてもらうことができませんから、ある程度は自分で考えていかないといけません。

また、国語はもちろんですが、理科・社会においても読んで考える習慣がないと前に進みません。

ですから、読んで理解する力がもともとあるかをチェックする必要があります。

ある程度読解力があれば、塾なしでいける可能性があります。

【集中力も必須】

塾に通っているから集中力がいらない、ということではありません。

塾に通う場合も、集中力は必要です。

塾なしの場合は、もっと必要です。

10分や20分で集中力が切れてヘロヘロになっていたり、気が散っている場合は塾なしをまったくおススメできません。

【保護者さまが先生になる】

大学受験は保護者さまが介入して教えることをする必要はありません。

教えることのできる方は、学校もしくは塾の先生をしている方か、学歴の高い方に限られます。

高校受験もおおよそ同じ感じです。

一方、中学受験は教えられそうな気持ちになる方がそれなりにいらっしゃるはずです。

なぜならば、ある程度の学力をお持ちの大人の場合、読めば理解できそうな内容だからです。

ですので、教えられそうだということでしたら、塾なしで受験は可能です。

教える際に絶対気をつけてほしいことを2つ述べます。

1つは、「教え過ぎない」です。

ついついたくさん教える人がいます。これは本業の先生でもいます。

教え過ぎるのはダメです。お子さまがせっかく考えようとしているのに、その機会を摘み取ってしまうことになります。

2つめは、「自分で答えて自分だけが納得してしまうのはダメ」です。

難易度の高い問題にぶち当たったとき、ついついやりがちです。

自分で行った説明に自分で納得してしまうようでは、先生として失格です。

自分が納得するのは当たり前、お子さまにも納得してもらって当たり前、です。

簡単なようでメチャクチャ難しいです。

【志望校がお子さまの身の丈にあっている】

具体的な校名を言うと叱られそうですので数字で話しますが、例えば偏差値が40しかないお子さまが60の学校を目指すとなると、プロでも必死になりますし、そんなに伸ばせない先生のほうが多いです。

それを保護者さまがやってのけるのは、大変です。

ムリとは言いません。でも、プロでもかなり難易度が高いことです。

他の医師が匙を投げている患者を救う、ブラックジャックのような先生でないとムリな場合もあります。

そうではなく、素の状態からほんのちょっぴり頑張れば合格できそうだ、という場合なら、塾なしでも合格可能圏へ伸ばすことは可能です。

余談ですが、そのような状態で中学に入学後、お子さまはきっと成績優秀になります。

伸びしろがたくさんある状態で入学するからです。

無理矢理伸ばし切った状態で青息吐息になりながらやっと入学できたというお子さまは、深海魚になってしまう可能性があります。

【塾に行ったものの、志望校よりはるかに難しいことを塾がやっている】

こうなってしまうと、塾に行く意味がなくなります。

塾ではレベルの高いことをするのが普通です。

ですのでそれは仕方のないことです。が、志望校はそんな難問が一切出てこないとなると、何をしているのか疑問になりますよね。

塾の先生と相談しても解決の糸口がみつからないときは、塾をやめて塾なしで受験することもアリです。

【最後に、ペースメーカーになってあげる自信がある】

保護者さまが受験日当日までしっかりとペースメーカーになってあげる自信がある場合、塾なしで受験が成功する確率がグッとあがります。

小学生が自分の意志で受験日まですべきことを設定するのは無理があります。

ここは大人がすべきです。

ペースメーカーとして現状とゴールを見据え、受験成功への羅針盤を操ってあげることです。

強いて申し上げると、その中でどうしても部分的にプロの先生の手を借りる必要が出てくることもあるでしょう。

そこは部分的・一時的にプロに頼るのも手です。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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