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imperfect is perfect

少し前に、1年以上 Kindleで読み続けていた本を読み終えました。やっと!
すごく面白くて、自分的にいいペースで読んでいたはずなんだけど、すごく時間がかかってしまった一冊。
Seane Cornというヨガの先生の Revolution of the Soul という本です。1980年代のヨガの話や、ヨガを通して彼女が成長していく様子が赤裸々に描かれていて、読み応えがある一冊でした。
ヨガ講師として、共感する言葉がいっぱいあったので、その中の一つを今日は紹介します。日本語に訳すとなかなか伝わらないかもしれないけど。

“Your shadow can lead to your purpose, if you are willing to learn from it and see its usefulness.”

あなたの闇は、あなたの存在する目的に気づかせてくれる。ただし、あなたがその闇から学び、その用途に気づく意思が有れば。

“Take everything that is bright and beautiful in you and introduce it to the shadow side of yourself. Let your altruism meet your egoism, let your generosity meet your greed, let your joy meet your grief..... but when you are able to say ‘I am all of the above. My shadow as well as my light’, your shadow’s power is put in service to the good”

自分の美しい、明るい部分を自分の中にいる闇に紹介しなさい。自分のアルタイズム(他愛主義)に自分のエゴイズム(自己主義)を会わせなさい。
優しさを貪欲さに、喜びを悲しみに会わせなさい。 でも、“闇も、光も、全てを含めて自分です“ と言えた時には、あなたの闇の力ですら、何か意味のあることに使われるでしょう。

全ての人には、闇の部分があると思う。自分の中には、いいところもあれば、ダメなところもある。みんな過去の経験から学び、成長していくけれど、繰り返してしまう失敗もあったり。後悔もあるし、ネガティブな感情だって、みんな持っていると思う。その闇は、見ないようにしたいし、向き合いたくはないのが普通です。でも、それもひっくるめて、自分だと優しさを持って認め、受け止めることができたら、きっとその闇でさえも意味があるということ。

私の好きな言葉の一つに「imperfect is perfect」という言葉があります。不完全であることがパーフェクトなんだという意味。
完璧な人はいないし、完璧ではつまらない。みんな色んなことに葛藤しながら、時にネガティブな感情を抱き、それに気づいて反省したり、もっとネガティブになったりしながら、生きてるんだよね。完璧に毎日をこなしていたら、学ぶ事も成長する事もあまりなくて、平坦な人生になってしまうから、いい時もあれば悪い時もあっていい。いいところも有れば悪いところもあっていい。

自分の悪いところと向き合った時って、すごく成長させてもらえると思うし、そのダメなところは変えたければ、努力すれば変えられる。不完全だから成長できるし、だからこそ可能性は無限大なんですよね。

ダメなところもひっくるめて「今の自分」と思えたらきっとその闇の部分からも気づきはあって、きっと自分の進化につながる。
ダメだなーって落ちる時もあるけど、そんな自分も自分らしさだと思って、そんな自分も受け入れていこう。

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