繰り返し見る夢の原因は。

繰り返し見た夢

小さい頃の話。
定期的に見る夢があった。

日本ではないような気がする。
外国のような場所。

私は家の中で数人かと一緒に隠れるように
生活している。
みんないつも怯えていて、見つからないように
静かに隠し扉があって、ちょっと変わった作りの場所。

ある日、そこにバタバタ足音が聞こえて
私と小さな子たちが押し入れ？のような場所に隠れる。
マリア様？十字架？のようなペンダントを握る。

そこで扉が開いて見つかったところで目が覚める。

そんな夢だった。

死への恐怖

そんな夢を見ることもあるからか
「死」というものがものすごく怖かった。
小さい頃、天国と地獄の話をされて
悪いことをすると地獄へ行くと言われて
恐怖でいっぱいだった。

死ぬだけで怖いのに
あの世でもさらに怖いなんてあんまりじゃないかと
理不尽のような絶望のような
なんでみんな普通に死を受け入れるのか
不思議でしょうがなかった。

大人になるにつれて、しだいに小さい頃ほど
恐怖を感じることはなくなったものの
本当にたまに夢を見ることがあった。
戦争と火、そしてマリア様。
兵士と血やひどい有様な道。

大人になるまで、身近な人の死に触れて
それはただ漠然とした恐怖から
現実的な別れ、もう二度と会えない
大きな変化として受け入れるようになった。

前世って信じますか？

ある日、占いやヒーリングセッションをしている方と
お話しする機会があり、その話しをしたところ
前世のお話しになった。

私は、スピリチュアルといわれる分野に
嫌悪感はない。
むしろ好きな方だし、真実かウソかということよりも
信じることによって自分にプラスになり
救われる、悩みが解決するならば
それを科学的に暴くことや批判する必要はないと思っている。

幽霊も、超常現象も、はたまた
妖精や妖怪も。
もっと言えばサンタクロースだって。

いるかいないかと言ったら
いると思う。

人間の視覚や感覚はあくまで私は限定的だと思っている。
記憶だって、いつのまにか美化されたりずれることがある。
この地球上には人がまだ立ち入っていない場所だってある。

人間の喜怒哀楽や祈る気持ち、願い、好き嫌いや
恨み、妬みなど。
目に見えないものが、見える形として現れる。

科学の理解を超えたものがこの世に脈々と人類と同じように
生き続けている。

別に不思議ではないし
知ること想像することは楽しいと感じている。

だから、前世があって輪廻転生を繰り返すと言われたら
疑うよりも知りたい。
むしろ、「死」の恐怖がずっとあって
あの世でさらに苦しむことを理不尽だと思っていたから
希望のようにも感じた。

※じゃあ犯罪者や人を苦しめたらどうなるんだろう？
というのも考える。
絶対いやだ。でも、おそらく改善の道がきっとあるのだろうと
勝手に思っている。

たくさんある前世

一番強く今の私にも影響を出している過去世の話しを教えてもらった。

修道女のような神に仕えていた女性で
傷ついた兵士さんが夜
お母さんと泣くのを子守歌を歌って
慰めるようなことをしていた。

だから、戦争への恐怖や死の恐怖が強く残っているのかも。
とのことだった。

他にも何度か話しを教えていただいたことがある。

前世や過去世の話しは、日本だけではなく海外の例もある。
宗教によっては認められないこともあるようだ。

しかし、知るはずのない場所の名前
知るはずのない飛行機の名前
今、まったく知らない名前が調べてみたら
過去実在していていたというような話しがでてきた。

もう見なくなった小さい頃の夢

話しを聞いて見ていただいてから
戦争の夢などは見なくなった。

ふと立ち寄ったお寺でマリア観音様の像を
見つけた。
なんとなく懐かしいような落ち着く感じがしたのは
そんな前世の話しを聞いたからかもしれない。

前世や過去。
どう思いますか？