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【ジェンダー教育】差別意識が自分の中にしっかりあってめっちゃびっくりした話

ジェンダー教育とか頭にくっつけちゃいましたけど、どうですか、皆さん! やってます?

うちは、性差で生きづらくなってほしくないので、7歳の娘にはジェンダー教育とか性教育、バッチリやっています。(キリッ)(伏線)
いやそれは別に私が意識高いわけではなく、時代がそういう流れなんですよね。ジェンダーや性についての教育は早めにとか、絵本でとか、そういう風潮。
そういった啓蒙活動をしている人も増えてきましたし、親子向けのワークショップとかもあります。

娘に『女の子だから、男の子だからをなくす本』という本を読んだら、以来ことあるごとに「それってさべつじゃない?」と言ってきて、若干煩わしいです(笑)
おいおいそれは区別だよー、ということも言ってきたりしますが、まずはそれが差別か区別かなんなのか、と立ち止まって考えてみることは大事だと思います。

口ではさもえらそうにジェンダー教育だなんだと言っていますが、差別意識って根深いもの。自分でも気づかないレベルでちゃんとあるな、と思わされることが先日ありました。

この間ビンが開けられなくて息子(18)に頼んだところ、息子も開けられない、ということがありました。
最近息子は運動不足でかひょろっとしていて以前よりも力が落ちてるんですが、このとき「以前よりもひ弱になったな」というのはアリです。
NGなのは「男のくせにひ弱なやつ」、これはジェンダー的にアウト。「男だったらどんなかたいビンでも開けられるもの」っていう価値観の押しつけになります。

それからこれも家庭内でのことです。息子と夫がなにやら二人で熱く話していたんですが、そのときどうやら二人は泣いていたようでした。
私は別室にいたんですが、そのときに私が最初に思ったことは「きもっ! 男のくせに二人で泣いてる!」でした。
はい、立派な差別的思考です。「男は泣いてはいけない」「男は泣くのが似合わない」ってめっちゃ思ってるってことですよね。

正直、自分にはそんな偏見はないと思ってました。身内にだとそういった発言や思考が出てしまうということは、家の外だと気をつけているだけだったということでしょうか。恥ずかしいかぎりです。

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石渡紀美(イシワタキミ)
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