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3月17日、国際刑事裁判所(ICC)が戦争犯罪のかどでプーチン大統領に逮捕状発行

2023-03-19

国際情勢が緊迫というよりショーじみてきました。日本の主流メディアはこぞってプーチン絶対絶命!と煽っていますが、プーチン大統領はいつも、痴呆だのガンだの日常的に絶対絶命にされていますから、まあ狼少年のようなものでしょうか。

本件、国際政治コメンテーターの及川幸久氏がYouTubeチャンネル(2024年現在バンされています)で詳しく解説してくださいました。

以下、一部文字起こしで引用させていただきます。

(quote)
このプーチン大統領とリボア・ベロアさんの活動というのは、ロシア側から見ると「親のない子どもたちを救って、できたら子供を求めている家庭で養子縁組になって幸せな家庭に迎えられれば」という活動であると思います。

ただその活動を戦争犯罪というように裁定した国際刑事裁判所(ICC)にはロシアは入っていません。そしてアメリカも締結国にはなっていません。ここに最も出資しているのは日本です。

そして、このICCというのは、これまで例えばNATOがセルビアで行った民間人への空爆を、明らかにNATOが行った戦争犯罪であるにもかかわらず、これを全く無視しています。ICCはこれを全く罪とは認めておりません。なぜかというと、ICCはNATOの味方だからです。

それからウクライナがドンバスで行った大量虐殺が今の戦争につながっているわけなのですが、ICCはこれを全く無視しています。

そしてICCには警察組織がありません。
なので、プーチンを拘束しようとすれば、政府の決定が必要になります。ですから、事実上、逮捕が強制執行される可能性はないんですね。

今回のICCの起訴というのは、「象徴的な措置」と言うふうに言われています。しかし、じゃあ今回の裁定に意味がないのかというと、そうではなくて、意味があります。

プーチンがICCに協力的なヨーロッパなどの首都に出向くことは難しくなります。プーチンがヨーロッパの都市で自ら交渉や外交を行う可能性がある場合、和平工作の妨げになる。

これがICCの今回の起訴の本当の目的ではないでしょうか。つまりこれは、このウクライナ戦争を長引かせたい勢力のやっていることではないでしょうか。(unquote)

国際刑事裁判所(ICC)は、「国際刑事裁判所に関するローマ規程」という国際条約に則って設立されたものですが、国際、国際言う割には、ロシアもアメリカも批准していません。あくまでやりたい人だけのマイルールなので、法的根拠はゼロです。主権国家の大統領に逮捕状とは笑止千万。

ロシアの知識人たちもそれぞれ知見を語っていますが、そこについたコメントで思わずクスッと笑ってしまったものがあるので、ご紹介します (YouTubeから抜粋)。

ちょっとウチらもさー、ネタでモスクワ市バスマン地区裁判所でバイデン、ゼレンスキー、マクロン、ショルツに逮捕状出そっか。世界中がバカウケするよ笑

これくらいアホらしいということですね。

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