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【買う前に!】ズームレンズは全てを兼ねない
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
2021年に買ったものでおそらく最も高かったのがカメラとレンズでしょう・・・。合わせて24万円程度・・・。安く抑えたとはいえ高かったなあ。
それでも2021年で買ったものの中でトップクラスによかった、素晴らしい体験を与えてくれたものなので満足しています!
ただ、これからカメラを始めようと思っている人にはぜひ知っておいてほしいことがあるのです。
それがレンズ選びについてです。
僕にはカメラをしている友人や知人が複数人いたのでよかったのですが、そうではなく場合が多いはずです。ですので、この記事を見ていただき、少しでもあなたのレンズ選びの参考になればと思います。
では早速いきましょう!
僕が買ったレンズと理由
では僕が持っているカメラとレンズについてお伝えしましょう。詳しくはこちらの記事に書いておりますので、ここでは概略だけ・・・。
ボディ・・・SONYα7ⅲ
レンズ・・・TAMRON 28-75mm F2.8(初代)
今は同じズームレンズの2台目が出ていて、機能が増えたり、描写が良くなったりしているそうですね!
で、僕がこのレンズを買った理由は単純に単焦点レンズよりも汎用性が高いと思ったからです。これ一本あればどこに行ってもいい写真が撮れると。
事実それは間違いなかったです。
ある程度広い画角でも撮れれば、少し寄りの写真も撮れる。
F2.8通し、と言ってズームしても(75mmにしても)F値が大きくならないためボケ感も作りやすい。
そして値段も8万円前後で買えるというコスパの良さ。
とにかくバランスの良い素晴らしいレンズです。
そしてこれを愛用してきて半年ほど、実はこの間に友人からレンズを借りたりしてこれ以外のレンズも使ってきました。
そこで感じたのが「ズームレンズ、微妙じゃない?」ということです。
それがなぜなのか、ここから掘り下げていきます。
ズームレンズは極めて中間的
なぜ僕がズームレンズを微妙だと感じたのかというと、極めて中間的な立ち位置だからです。
それはメリットでもありデメリットでもあると思ったのです。悪い言い方をすれば、中途半端なレンズだということですね。
上述のように、いろんなシーンで使える汎用性の高さは大きな魅力です。
ですが、カメラを構えるたびに「どの画角にしよう?」とズームリングを回すのが割と面倒です。選びしろがあるからこそ、迷ってしまうんですね。
加えて、F2.8通しということは他の安いズームレンズと比べ良い方ではあるんですが、どうしても単焦点レンズには及びません。単焦点ならF1.8以下がラインナップされていますが、ズームレンズではF2あたりが限界でしょう。
それゆえにボケ感は単焦点レンズと比較して弱くなりがちです。
もちろん撮り方を工夫したりすれば良い写真は撮れますし、ズームレンズがダメだというつもりは毛頭もありません。僕はこのレンズを買ってよかったとも思っています。
ですが、良くも悪くも中間的な立ち位置にあるこのズームレンズは決してベストな1枚を切り取れるかというと、そこに関しては微妙だということです。
単焦点レンズのメリット
では単焦点レンズがどういう点でいいのかということも簡単に述べておきます。といっても基本的には先ほどの裏返しです。
単焦点レンズは焦点距離が決まっていますので、ズームインもアウトもできません。その分画角で迷うことはなく、自分の立ち位置を変えることで風景を切り取ります。それゆえにシンプルに写真を撮れるのが僕はとても楽しく感じました。
そしてF値が低いものが多いのも特徴です。
僕が使ったことがあるのが、F1.8とF1.4のもの。やはりF2.8のそれとは大きく違う写りをしてくれるので、これまた撮っていて楽しく思えるものでした!
1本目に単焦点レンズを選ばなかった理由
F値が低い方がいいことは知っていましたが、なぜ僕がズームレンズを選んだのか?
それは、撮りたい写真が定まっていなかったからです。
僕は基本的には広い風景や空、海を撮るのが好きです。
かといって、初心者でも簡単に上手な感じの写真を撮りたければ望遠気味の写真がいい感じになりやすいのもわかっていました。
でも、それぞれの単焦点を買う余裕はない。
しかもその中間域でどんな写真が撮れるかもよく分かっていない。
そういうわけで僕は単焦点レンズを選ばなかったのです。
どんな人にズームレンズが向いてるか
結局どんな人がズームレンズを買うべきなのか、それをお伝えして締めようと思います。ポイントは3つです。
・荷物を多くしたくない
・ボケ感はそこまで求めない
・撮りたいものがはっきりしていない
これらの条件に当てはまる人はズームレンズが向いているかもしれません。では1つずつ見ていきましょう。
・荷物を多くしたくない
やはり単焦点レンズ1本では撮れる絵が限定的です。そういう点で複数本用意しなければならなくなるでしょう。
しかし、ズームレンズなら1本でさまざまな表現ができます。また、旅行などで荷物を増やしたくない場合でも1本を持っていけば事足りるので、それも大きなメリットですね!
・ボケ感はそこまで求めない
比較的明るい場所でボケ感を求めない写真を撮りたいのならズームレンズもいいですね。というのもF値が低くなくてもいいということになるので、ズームレンズでも対応できるからです。
・撮りたいものがはっきりしていない
最後に僕のように撮りたいものがはっきりしていないという人もズームレンズがいいかもしれません。というのも、このズームレンズで撮りたいと思える写真を探すことができるからです。
幅の広い焦点距離のズームレンズを使っていくうちに、自分がよく使う焦点距離はどれくらいなのか。50mmなのか、28mmなのか、75mmなのか、はたまたそれよりも広角(望遠)なのか・・・。
それがおそらく自分が撮りたい写真に適した焦点距離になるはずです。
そうすればその焦点距離の単焦点レンズを買うためのいいステップとなるでしょう。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回はズームレンズは決して万能ではないという内容の記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
僕が買ったレンズと理由
α7ⅲとTAMRON28-75mm F2.8のズームレンズ。
しかし、ズームレンズって微妙じゃないかと思い始めた。
ズームレンズは極めて中間的
汎用性は高いが、画角を迷いやすく面倒。
また、強力なボケ感はなかなか出せない。
単焦点レンズのメリット
自分が動くことで画角を選ぶためシンプルに写真を撮れる。
ズームレンズに比べて強力なボケ感を出しやすい。
1本目に単焦点レンズを選ばなかった理由
それでも1本目にズームレンズを選んだのは自分がどんな写真を撮りたいか定まっていなかったから。
どんな人にズームレンズが向いてるか
・荷物を多くしたくない
・ボケ感はそこまで求めない
・撮りたいものがはっきりしていない
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!