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僕の役割、あの人の役割

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

うちの学校は先日12/24(金)が終業式でした。
この1日でなんだかいろんなことが頭に浮かんだんです。

それが何かというと、僕たち一人ひとりの役割についてです。

今、あなたには何か役割がありますか?それとも特に何もないですか?
もしかすると役割が多すぎて大変だという方もいることでしょう。
一方で役割がなくてつまらないという方もいるかもしれません。

そんな僕たち一人ひとりの役割について、先日の出来事とそこから感じたことをお伝えしようと思います。雑記的な感じになりますが、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

では早速いきましょう!

誰にでも役割はある

それでは先日の出来事についてお話ししましょう。

相も変わらずコロナ対応ということで本校での終業式はリモート開催となりました。各クラスはスクリーンに映る校長先生の話を聞く、といった感じですね。

このリモート終業式の企画、運営をするという役割の先生がいるのですが、彼はあまりICT機器の操作が得意ではないんですね。でも、丁寧な仕事ぶりからきちんと企画されており、準備は万端でした。

ただ、やはり慣れない、そして苦手なICT機器の操作ということもあり当日トラブルが発生したんですね。そこで本校のGIGAスクール担当である僕が駆けつけ対応する。

これって確かに役職がついているからそのような行動をしているのかもしれません。ですが、それぞれの得意不得意をもとにした役割を果たしているように感じたんですよね。

僕は丁寧に行事の企画や運営をすることは正直苦手です。
だからその分の業務を彼が担ってくれて、僕は彼の苦手なICT機器の操作をサポートする。
少し視野を広げると、各クラスでの生徒指導を各クラス担任の先生がしてくれている。僕も担任を持っていますが、クラスを抜けているときはもう一人の担任の先生が生徒の様子を見てくれている。

そんな風に誰にでもどんな時でも何かしら役割があるんだなあ、と感じたんです。

終業式後

そんな終業式が何とか終わり2学期最後のホームルームをして解散するため、僕はクラスに戻りました。

そして最後の話で、ペアの担任の先生はあえて生徒たちを叱りました。
「リモートだからと言って、そんな態度ではダメだ」と。

それは最もだろうし、確かに正論だ、そんな風に僕は思いましたが、どこか心に引っ掛かりがあることも否めませんでした。
その引っ掛かりの正体は、2021年の最後の日に叱って別れるということです。

確かに態度がよくなかったのかもしれないが、それでも別れは気持ちよくしたい。

僕にはそんな思いがあったんです。
だから、その先生の話が終わった後に、僕は明るく楽しい話をして彼らとのお別れをしました。

ここでもそれぞれの役割があったんだ、そう感じました。

僕はクラスにいなかった、でも彼はクラスの様子をよく見てくれていた。
それぞれの役割を果たしていたんですね。

そして、彼にはおそらく言うべきことをきちんと言うべきだという責任を感じていた。だから気が進まない中でも損な役回りをしてくれた。

でも、そのままだと生徒たちも気分がよくないまま新学期を迎えると想像し、アフターケアをする役割を僕が果たした。

そんなふうにそれぞれの役割をそれぞれが考え、それぞれが行動して果たしているんだなあ、と感じたわけです。

その後にも・・・

実はそれだけではなく細かいことですがもう少し役割について実感させられることがありました。

昼食を食べ、ゆったりと仕事をしているころ、クリスマスイブだということで一人の先生がお菓子を配っているんですね。僕は甘いものが大好物なので喜んで受け取りお礼を言いました。

その時に「あ、これって僕にはなかなかできないけど、あの人だからやってくれることなのかな?」と思いました。

でもその一方で、前日にコーヒーをその先生に淹れて差し上げたことを思い出し「逆に僕にできることはお菓子を配るのではなくコーヒーを淹れることかな?」と考えたりもしました。

ここにもそれぞれの役割があるのか、と。

通知票の発送にも

1日の中でこれだけ役割分担について考えたことがなかったため、他にも色々と考えを巡らせてみました。すると案の定、もっと多くのことが見つかったのです。

その日には通知票の発送もあったため、封筒づめをする必要がありました。
その際にも、

・封筒を買付してくれる先生
・成績の入力をしてくれている先生
・発送のための伝票を準備してくれる先生
・発送に係るお金の計算などをしてくれる先生
・出揃った後に最終的な発送処理をしてくれる先生

とまあ、たった一つの仕事だとしてもこれだけのことを裏でやってくれているのかと思うと、何もかもが当たり前だと思ってはいけないんだなと感じました。

決して傲慢にはならず、卑屈にもならず、きちんと自分の役割を果たすこと。
そして、あるものが当たり前だと思わず裏側まで思考を巡らせること。

そんなことが大切なんじゃないかな?と強く感じさせられた1日でした。

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
まさかこんな1日の出来事をつらつらと書くなんて、noteを始めた時には考えもしませんでした笑。

ですが、改めてこの文章を推敲してみると1日1日に大切な学びが転がっているんだなあと痛感させられました。

なんとなく毎日を過ごすのではなく、何か学びがないか確かめながら生活する。
そんなことが大事なのかな?と気づくことができた気がします。

とにかく、

僕たち一人ひとりにはそれぞれかけがえのない役割があるということ。
そして物事の裏側にはその役割によって果たされた成果物がある。
それを当たり前だと思ってはいけない。

今回の記事をまとめるとすると、そんな言葉に集約されることでしょう。

改めまして、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

ではまた!

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