最近観た、Netflixオリジナル作品3選!
寒い日が続いて、緊急事態宣言下で映画館にも行きづらいので家で動画配信で映画観る機会も多いと思います。
ネットフリックスに加入してる人も大分増えたと思いますが、ネットフリックスはオリジナル作品も充実していて(先日発表されたゴールデングローブ賞でも動画配信作品の比重がすごく増えてきてますが)、クオリティも高いし要チェックなんですが、次々と配信されるのでどれ観たらいいか分からなくなってくるので、最近観たオリジナル作品で面白かった作品を3作品紹介したいと思います。
『ヘイター』
2020年 ポーランド 136分
監督:ヤン・コマサ
出演:マチェイ・ムシャウォスキー、アガタ・クレシャ、他
こちらは、先日劇場公開した『聖なる犯罪者』のヤン・コマサ監督の最新作です!
個人的にあの作品が大好きだったので楽しみにしていた作品。
こちらの作品も犯罪に手を染めてゆく若者をスリリングに描いています。
本作では、フェイクニュースでクライアントの敵を貶めていくPR会社の若者が主人公で、冴えないんだけど片思いの相手の家を盗聴したり大人しそうなのにちょっと不気味な存在で、映画もずっと不穏な空気感に包まれています。
やがてフェイクニュースのためのやり方も暴走し始めていき…
SNS社会と現代の闇を若者の視点から炙り出していく手腕はさすがです。
現代ポーランドを描く作品もなかなかないのでこうやって垣間見れるのも楽しい。
『ザ・ホワイトタイガー』
2021年 インド、アメリカ 131分
監督・脚本:ラミン・バーラニ
出演:プリヤンカー・チョープラー、ラージクマール・ラーオ、アダージュ・ゴーラブ、他
こちらは歌って踊らないタイプのインド映画!
インド映画といえば賑やかなエンタメ作品が多いんですが、これはシリアスなサスペンス作品です。
低い身分から成り上がった男の回顧録として語り出すところから物語は始まります。
本作が描くのは、インドのカーストによる根深い身分と貧富の差。
底辺にいる人間はどう足掻いても上にいくことはできない。
そう飼い慣らされてしまっている社会構造がある。
この状況からどうのし上がったのかが映画では語られていきます。
思いの外、使用人時代の話が長かったけど非合法にでものし上がる野心を持った男を主人公にするあたりがNetflixだから作れた作品と言えるかもしれないです。
原作はベストセラー小説で、その映画化。
『ザ・コール』
2020年 韓国 112分
監督:イ・チョンヒョン
出演:パク・シネ、キム・ソンリョン、イエル、パク・ホサン
こちらは、韓国ホラーです。 これも面白い!
古びた実家に戻ってきた主人公の女性、そこにいつも謎の電話がかかってきて、それがかつてこの家に住んでいた人物と時代を超えてつながっていることが分かり…
この設定がまず面白い。
同じ家にいながら20年の時差があって、20年の前の住人から助けを求められる。どうやら彼女は何者かに監禁されているらしい…
この設定を見事に演出に利用して先の読めないスリラーな展開が繰り広げられます。基本的にホラーは苦手なのであまり観ないのですがこれは面白くて見入っちゃいました。
これを演じた女優陣も素晴らしかったです。
最後に
やっぱり侮れないNetflixオリジナル作品!
スターが出演していてテレビCMとか派手に宣伝しているタイトルもありますが、そうでない良作も結構あるところがすごいNetflix。
まだまだありますので、またまとめて紹介できればと思います。
※インスタでも、動画配信毎のオススメ作品を紹介したりしています。
最後までありがとうございます。
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