【Kindle出版】自己出版サービスはKindleだけではない。他の数社で見積りしよう
最近、Kindle出版によって
あなたも「著者」になろう!
という呼び声が盛んですね。
Amazon一強の時代へますます突入か?
もう10年後にはリアルな書店が
ますます無くなるでしょう。
それはあまり想像したくない。
でもKindle出版ばかり
広がっているかというと、
現実はそんなに単純ではない、らしい。
Kindleと全く一緒の
電子書籍出版ができるもので
オススメなのが、 あります。
一つは楽天の
「楽天ライティング・ライフ」。
これは楽天版のKindleと同じ
自己出版サービス会社です。
もう一つは、
bookliveが展開する
自己出版サービス「ブリック出版」。
そうして、
後発で、しかも資本力も
まだ今はAmazonにかなわない
「楽天ライティング・ライフ」と
「ブリック出版」などは
同人作家さんに聞いたところ、
あくまで今のところですが、
Amazonと違って
著者に対し、待遇が手厚いそうです。
手厚いとは何か?
具体的には、2つあります。
1つは、印税です。
Amazonは最強帝国だから、
一個人の作者に対しても強気。
印税もそれなりです。
でも、楽天やbookliveの
自己出版サービスなら
印税も持ち込む作品数などにも
よりますが、Amazonより
高い場合があります。
ものすごいたくさんの人に
目にとまる場所で売る方を優先するか
目にしてくれる人の数は
ちょっと減るけど、
印税は高く売れることを優先するか?
これは大いに悩みますね。
もう一つはフェア、キャンペーンの話。
電子書籍で、Kindleでは
フェアやキャンペーンはよほど大きな
パイが見込めるビックヒット必至の
レーベルとしか提携しないですが、
楽天ライティング・ライフや
ブリック出版は、
著者を「個人事業者」として
なんとか抱えようとします。
たとえば「この夏の電子文学フェアに
あなたも加わって欲しい、
多少値引きも必要になりますが
トップページのフェア画面に
あなたの作品を加えさせてほしい」
といった申し出が、
全然インディーズの作家さんにでも、
そんな話がやってくるらしい。
AmazonのKindleでは、
そうした待遇はまずないですね(笑)。
他にも、漫画なら
「シーモア」の自己出版サービスが
非常に手厚くて評判がいい。
ただし、シーモア以外では
販売できなくて、完全に
シーモア専売になるところが
考えどころでしょうか。
また、アダルトやBLなら
DMM.comの自己出版サービスも
待遇がいいそうです。
AmazonのKindleが
スタートダッシュで
日本に広まったため、
「自己出版ならKindle」みたいな
風潮になりましたが、
楽天やbooklive、
DMM、シーモアなども
Kindleと同じ自己出版サービスを
展開させています。
何より印税の%が違うそう。
Kindleより%が高い他の
自己出版サービスもあり得るんです。
Kindleでやる前に、
ちょっと何社か、印税の%とか、
フェアをしてくれる可能性とか、
強気で見積りをとってしっかり
見極めるのもいいかもしれません。
今まで、リアル書店の未来のため、
電子書店の発展には後ろ向きでしたが、
Amazon一強でないならば、
それはそれでもう一つの、
サイバー空間での書店業界の
あり方として、
見守って行きたいなーと。
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