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【過去の名作】『プリティ・ウーマン』の再演、それはないでしょ?

「それはないでしょ?!」
って言いたくなる時って
ありませんか?ありますよね?
なるところは人それぞれですが。

私は最近ありました。
広告で『プリティ・ウーマン』の
ミュージカルが上演されると知った時、
座ってた椅子から体が
ぐぐっと前のめりになったほどでした。

90年代に日本でも大ヒットした
ベタベタなラブコメディー。

まあ、音楽やら俳優、女優やら
何もかもがいい塩梅で、
あんなヒットになったんでしょう。
世紀のシンデレラ・ストーリーとして。

でも、今のように
フェミニズム時代に
ヒロインが売春婦でもいいの?
それで、まかり通るの?

協賛企業には
ぴあやローソン、TBSなども
しっかりした大手も含まれてました。

せめて、売春婦設定を改めて、
ヒロインの最初の職業を
家出中の失業者にでも変えれば
倫理性が保てるんじゃないかしら?
ただ『プリティ・ウーマン』好きは
どん底からのシンデレラストーリーが
いい訳で、
だから、売春婦設定もまあ、
それなりに意義があるのか、と
考えているのでしょうか。

売春婦という設定は、 
このフェミニズム時代に、
明らかにコンプライアンスに
引っかかっていそうですが。

それにしても、
『プリティ・ウーマン』は
美男リチャードギア。
美女ジュリアロバーツ。
それから、ポップなテーマソング。
内容はシンデレラストーリー。
こんなに完璧にベタで俗物な映画も
なかなかないでしょうね。

それにも、理由はあるんです。
それはこの映画監督のせいでもあります。
監督の名はゲイリー・マーシャル。
『プリティ・ウーマン』以外にも
『バレンタインデー』など
ベタでスノッブなセンスが武器でした。

でも、まだ、言ってしまいますが、
この21世紀、令和時代に
売春婦と回春おやじとの話を
ぬけぬけとミュージカルにして
公演して、本当にいいんでしょうか。

センスの無さは、
救いも無いってことか?

あっ!
『プリティウーマン』ファンの方々には
ごめんなさい。

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